せっかく買ったお気に入りのアイアンが傷付くの嫌ですよね。
でもあまりアイアンにカバーを付けている人を見たことがないし…と買うのを躊躇っていませんか?
実際、プロでアイアンカバーを付けている人はあまり見ませんよね。
実は私もアイアンカバーの購入を躊躇っていました。
ゴルフを始めた頃は、安いスターターセットだったのであまり気にならなかったものの、お気に入りのアイアンを購入してから傷付くのが気になり始めました。
この記事では実際にアイアンカバーを購入して使ってみた私の感想をご紹介します。
この記事を読むと、アイアンカバーを使うメリットとデメリットを知ることができます。
結論は、必須アイテムではないものの、高価なアイアンを購入したのであれば買う選択をしてもいいと思います。
アイアンカバーは大きく2種類
ダサいって思われたら嫌ですよね。
ゴルフはおしゃれをするのも楽しみの1つ。
好きにすればいいとは言いつつも、周りから「ださい」とは思われたくない。
そんなアイテムの1つにアイアンカバーがあり、形状によって大きく2種類に分かれます。
オールインワンタイプとは、アイアン全部をすっぽり覆い隠すようなアイアンカバー。
アイアンをまとめてすっぽり被せるだけなので、フードタイプとも呼ばれます。
このタイプはほとんどカバーにコードとフックが付いているので、キャディバッグに取り付けておけば落とす心配はありません。
私はアイアンがタイトリストなのでTitleistの商品を参考に掲載しています。
ボアタイプなど色々ありますよ♪
単品タイプとは、アイアン1本1本にカバーをつけるアイアンカバーです。
番手の表記がされているタイプと窓付きタイプの2種類あります。
私が購入したのはこちらの単品タイプで、かつ窓付きのものです。
レビューはこちらのタイプになります。
どちらもメリットデメリットがあるので、その特性に合わせて使用したいもの。
私は単品タイプを購入しましたが、非常に気に入っています。
アイアンカバーのメリットとデメリットを正しく理解すれば、文字通りお洒落アイテムの1つとして楽しむことができます。
アイアンカバーを使うメリット6選
まずはアイアンカバーを使うメリットをご紹介します♪
アイアンカバーを使うメリットを6つご紹介します。
アイアンヘッドの傷防止
アイアンカバーを使う最大のメリットはやはりアイアンヘッドの傷を防止できることです。
キャディバッグを持ち歩く時、どうしてもアイアン同士がぶつかってしまいます。
ドライバーなどのウッド系クラブよりは頑丈とはいえ、同じ硬さのアイアン同士がぶつかれば当然傷付きます。
せっかく買ったお気に入りのアイアン。
フェース面やソールの使用に伴う傷は勲章かもしれませんが、付かなくていい傷まで付ける必要はありません。
お気に入りのクラブが傷付くのはショックです…。
特にアイアンはセットで使用することが多いクラブです。
一本だけ使えなくなってしまった場合、運よく修理や購入ができればいいですが難しい時はセットで買い直すはめになります。
※こちらのメリットはオールインワンタイプの場合、メリットにはなりません。
買取査定を下げない
ゴルフは中古市場がかなり確立されています。
ゴルフパートナーさんやゴルフ5さんなど全国展開しているお店があるほど。
また、最近はヤフオクやメルカリといった個人売買も盛んに行われています。
そんな中古市場でマイナス査定の1つになるのがバックフェース部分です。
フェース面やソールに関しては使用に伴って傷が付くのは仕方ないと感じるプレーヤーは多いです。
一方、バックフェースが傷だらけになっているクラブを見たらどう感じでしょうか。
大切に扱われていないクラブではないか?と感じて購入を躊躇ってしまいます。
不要な傷をつけないようにすることで、次の出会いに必要な資金を確保しやすくなります。
※こちらのメリットはオールインワンタイプの場合、メリットにはなりません。
他クラブを傷付けない
ゴルフクラブの中でアイアンは一番硬いクラブです。
逆に言うと、ドライバーに代表されるウッド系クラブにぶつかればそちらのクラブが傷付きます。
ウッド系クラブは接触によって塗装面がすぐ剥がれてしまうので、特に接触を避ける必要があります。
既に説明した買取査定についても同じことが言えるため、他クラブを守るという意味でもアイアンカバーを使うメリットになります。
キャディバッグの保護
キャディバッグの中にはフードが柔らかいタイプのものがあります。
クラブを14本、スイング練習器具などを収納すると必然的にキャディバッグはパンパンになります。
フードが柔らかいタイプの場合は、摩擦によって破れてしまう可能性があります。
柔らかいタイプのフードじゃなかったとしても、ぶつかった摩擦で変色してしまうものがあります。
キャディバッグはそうそう買い直すものではないので、想定外の出費を避けるためにも摩擦は避けましょう。
ウェイトの保護
プレーヤーの中には鉛板を装着している人がいます。
私の知人でもいますが、ラウンド中に剥がれたことがあるようです。
理由は色々あるのだと思いますが、クラブ同士の接触もその理由の1つと考えられます。
ラウンド中に剥がれてしまっては、スイングが狂いスコアに影響が出てしまいます。
クラブ同士の接触によって剥がれることがないよう、不必要な衝撃は避けましょう。
※こちらのメリットはオールインワンタイプの場合、メリットにはなりません。
おしゃれが楽しめる
アイアンカバーをダサいと心配する必要はありません。
むしろキャディバッグや他のクラブと合わせてトータルコーディネートされていたらおしゃれとさえ感じます。
確かに『柄×柄×キャラクター』のように全部がバラバラだったら統一感がなくダサく見えるかもしれません。
それは普段のファッションと同じで、好みやセンスの問題です。
赤ストライプ×青チェック×キティちゃんヘッドカバーとか…
鉄が剥き出しになっているアイアンも無骨でカッコいいですが、統一感のあるカバーでまとめられたコーディネートもカッコいいです。
アイアンカバーを使うデメリット3選
アイアンカバーにはデメリットもあります。
アイアンカバーを使うデメリットを3つご紹介します。
スロープレーのリスク
アイアンカバーを使っていると、スロープレーになる可能性があります。
正直、ある程度上手になるまでアイアンカバーはラウンドに向いているとは言えません。
特にアイアンは常に複数本持ってボールの場所へ行きますしね。
どうしてもカバーを付けたり外したりする一手間が増えるので、不慣れなうちはもたつきがち。
スロープレーはゴルフでトップクラスのマナー違反に該当するため、スムーズに着脱したいですね。
セルフスタンド付きのキャディバッグであれば手間なく複数本のアイアンを持ち歩けますし、スロープレー回避に役立ちます。
※こちらのデメリットはオールインワンタイプの場合、デメリットにはなりません。
アイアンカバーの紛失リスク
ドライバーやウッド系、もしくはパターのヘッドカバーをどこかに落としたことないですか?
アイアンカバーも同様で、複数のカバーを管理することになるので紛失してしまうリスクは上がります。
こういったアイテムを使うことで紛失を防ぐことができます。
私は息子のランドセルをリメイクしたキーホルダーに手芸家さんで偶然見付けたクリップを付けて、自作のパターカバーキャッチャーとして使っています。
※こちらのデメリットはオールインワンタイプの場合、デメリットにはなりません。
ラウンド終了後拭いてもらえない
ゴルフのラウンド終了後、カバーが付いていないクラブをゴルフ場のスタッフが拭いてくれます。
ですがクラブカバーが付いているクラブについてはその限りではありません。
自宅に戻って毎回自分で手入れするのであればいいですが、そうでないなら拭いてもらいたいところ。
私はラウンド終了後自分で手入れするのであまり気になりませんが、拭いてもらいたい人はデメリットになります。
※こちらのデメリットはオールインワンタイプの場合、デメリットにはなりません。
窓付きアイアンカバーのレビュー
正直お気に入りアイテムの1つになりました♪
単品タイプの窓付きアイアンカバーを使用してみたレビューをご紹介します。
メリットとデメリットは既にご紹介した通り。
それ以外で窓付きアイアンカバーの特徴として、窓から番手がすぐに見えるのでアイアンカバーを付けているデメリットを感じにくい点があります。
キャディバッグの収納は、クラブを上から下、左から右という暗黙のルールがあります。
一番上 | ドライバー、5W、パター |
左上 | 4U、5U |
真ん中 | 5I、6I、7I |
右上 | 8I、9I、PW |
左下 | 52°、56° |
右下 | 60° |
入れる場所が決まっていれば、要はそこのエリアにある2~3本の違いが分かればそれでいいということです。
一方で、ウェッジについてはその形状によって角度が見えにくいです。
幸い私の場合は54°だけが見えないので、見えない=54°と割り切って使うことができますが、複数見えない場合は収納の仕方を変えるなどの工夫が必要になります。
また、私は10個セットのアイアンカバーを買いましたが、使っているのは9個です。
窓付き単品タイプであれば、仮に1つ無くなっても使っていない1個を充当すればいいので、番手が表記されている単品タイプのものより紛失リスクが少なくて済むというメリットがあります。
ここら辺は好みやセンスの問題だから好きな物でいいと思うよ♪
まとめ
アイアンカバーには2種類あること、メリット・デメリットをご紹介しました。
アイアン全部をすっぽり覆いかぶせるのがオールインワンタイプ!
クラブ1つ1つにカバーをかぶせるのが単品タイプだったね!
アイアンカバーを使うメリットは6つあります。
一方でアイアンカバーを使うデメリットがあるのも事実です。
既に紹介したアイアンカバーの特徴の他、単品の窓口アイアンカバーの特徴を実体験含めてさらに3つあります。
アイアンカバーを使ってみての結論は、必須アイテムと言われるほどではないけどおすすめできるアイテムといった感じです。
ゴルフを始めた頃は、スタータータイプなどの比較的安価なクラブから始めると思います。
そういったクラブの場合は、リセールバリューもあまり期待できないためアイアンカバーのデメリットが目立ちます。
特に初心者の場合はスロープレーに直結しかねません。
上手じゃなくても、走ったり急いでる姿勢が見えると周りは温かい目で見てくれます。
ゴルフはスコアを求めるのももちろん大事ですが、おしゃれをしたりプレイを楽しむこと自体とても大切です。
普段のファッション同様、ゴルフも楽しまないと損ですよね♪
スタンド付きクラブケースはスロープレー防止の強い味方。一方でカートを傷付けるなど批判的な意見があるのも事実。
クラブケース内蔵型キャディバッグならその心配もありません。
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