子育ては女の仕事?
なんで??
近年、積極的に子育てを行う男性が増えてきたようです。
実際私の身の回りにも子育てを純粋に楽しみ、自分の成長に繋げている知人が増えています。
数年前には「イクメン」という言葉が流行ったけど…
最近ではもう耳にしなくなりましたね。
一方、まだまだ女性だけが育児を行っているという家庭が多いのもまた事実。
恥ずかしながらそんな私も、つい数年前まで仕事に自分の能力の全てを向けていました。
子育てを全くしなかった訳ではありませんが、空いた時間でというスタンスでした。
現在は私自身楽しみながら育児を行っていますが、男性の育児の大事さを痛感しています。
私は妻との経験不足を補うため、子育てに関する書籍や育児に関する研究データなんかを読み漁りました。
今回は自分で育児をすることで得た経験や、各種書籍等で得た知識をご紹介します。
結論として、父親の子育ては子どもの伸ばすために超重要です!
父親は父親、母親は母親の役割がある
当たり前だけど…。
父親には父親の、母親には母親の役割があるんだよ。
そうだね。
ようやく私にも理解出来たよ。
まず、父親と母親の違いを理解する必要があります。
母性と父性という言葉はご存じでしょうか。
言葉の定義、行動の定義からも分かるように、そもそも役割が違っています。
ここで誤解がないようにあえて言います。
母性=女、父性=男ではありません。
同時に、母性=母親、父性=父親という訳でもありません。
大事なことなので勘違いしないでね!
母性的なものと父性的なものというのは、男性女性に関係なく誰もがもっているもの。
女性のなかにも父性はあるし、男性のなかにも母性はある。
つまり、母子家庭でも父子家庭でも母性と父性の両方を与えることは可能だということ!
とはいえ、この異なる役割を一人でやらなければならないというのはやっぱり大変です…。
1人より2人の方が負担が少ないことは間違いないよね。
2人で子育てが出来る環境なのであれば、協力してやった方が苦労は少なくて済みます。
やむを得ない苦労は仕方ありませんが、しなくていい苦労をする必要はないと思います。
男女性差は抗いようのない現実
近年、ジェンダーレスが囁かれていますが、生物学上どうにもならない現実はあります。
例えば、妊娠、出産、授乳は母親にしか出来ないことですね。
赤ちゃんは特に本能でその違いを見極めています。
有名な1例ですが、母親の顔を見ると脈や呼吸が少なくなり、父親の顔を見ると脈や呼吸が増えるということがわかっています。
理由は、母親には癒しを感じ、父親に対しては緊張してしまうせいです。
泣き出した赤ちゃんを父親があやしても泣き止まないよね。
でも母親があやすと泣き止む現象はコレだよ!
辛い時や寂しい時に母親に甘えたくなるのも同じ理由なんだよ!
本能で行動する乳幼児の時期は特に、母親のスキンシップがとても重要です。
大学生に行ったあるアンケートで、赤ちゃんの時の「母親の記憶がハッキリある」と答えた人は自尊心や自己肯定感が高いという結果になりました。
逆に赤ちゃんの時の「母親の記憶がない」と答えた人は自尊心や自己肯定感が低くなりました。
理由は泣くことしか出来ない赤ちゃんですが、その希望を母親が叶えることで赤ちゃんの心に人と共感する喜びが育まれるからと考えられています。
授乳という役割があるから、必然的に母親と触れる機会が増えるよね。
この頃は、赤ちゃんも理屈ではなく本能で生きている状況です。
理屈ではない以上、本能的に赤ちゃんが一番安心する方法をとった方がいい。
つまり、父親は母親の代わりをしようとするのではなく、母親を助けることが一番の育児です。
母親が子どもと接している時に、イライラしない環境作りは本当に大事!
母親が育児を楽しめる状況を作ることが、父親の育児参加の第一歩だと思う。
育児をする=母親の代わりをすると思われがちですが、必ずしもそうとは限らないということです。
母性と父性の特徴
結論としては母性だけでも父性だけでも子どもによくない影響が出てしまいます。
母性が強過ぎると甘えん坊で自立出来ない人間になるようです。
父性が強過ぎると幼児制と攻撃性の強い人間になっちゃうよ。
やはりここでもバランスが大事です。
とはいえ、子どもが受け入れやすい順番というものがあります。
赤ちゃんは本能的に安心感を求めるので、まずは求められるがままに安心感を与えてください。
理由はとてもシンプルです。
愛されているという実感があれば、例え叱られたとしてもそれは愛情だと理解することが出来るからです。
両者のバランスではなく、「先に母性、次に父性」という連続性が子どもの心の成長には重要なのです。
親の顔色を伺ったり、家の外で過剰に甘えたり暴力をふるう子どもは母性性が不足している状況です。
子どもにとっていちばん大切なこと。
それはまず「どんなことがあっても親は自分を愛してくれる、守ってくれる」という絶対的な信頼感と安心感です。
父親のやるべき育児の役割
ズバリ母親のサポートです!!
そんなことを言うと、「サポート」ってやっぱり育児は母親の仕事とか言うんじゃないか!と怒られそうですが…
そういう意味ではありません。
母親がイライラしていると父性が前面に出てしまいがちだからです。
イライラしているとつい「○○しなさい!(父性)」って言っちゃう…
母性を与えたいタイミングで、父性を出すのはあまり好ましいことではありません。
そんな中、母親がイライラする要因の多くは育児へのストレスと父親に対する不満です。
ホントに…
1から10まで言わないと何も…
あら、いけない…。
なので、父性を抑え母性が全面に出る笑顔を取り戻すように父親が頑張るのです。
父親がやる育児例1:話を聴く!
これ…嬉しい!
話を聴く。
父親の苦手なことの代表格だと思います。
これは母親の話じゃなくても、仕事にも共通していることです。
部下の話を聴けない上司の何と多いことか…。
「聞く」ではなく「聴く」だからね!
まさかとは思いますが…
よもや話を聞いている最中に解決策なんて口にしてないよね…?
別に解決策を求めている訳じゃない!
ここで大切なのは、母親の話を腰を折らずに聴くことです。
現在、どんなことに悩んでいるのか、何に苦しんでいるのか、何をしたいのか、会話の中から色んなことが分かります。
いいから黙って聴け!
携帯ポチポチしたり、「ながら」で話を聞いているんじゃない!
育児がうんちゃらかんちゃらの前に、まずはそこからです。
父親がやる育児例2:感謝しよう!そしてそれを伝えよう!
会社では怒られたり褒められたり、自分のことを認めてもらえる機会が多くあります。
一方、育児中の母親は中々褒められたり認められたりする機会がありません。
やって当たり前とか思ってない??
仏教用語で有名な言葉ですが「当たり前」の反対は「有り難い」です。
私たちは毎日起こる出来事を当たり前だと思って生きてい過ぎです。
母親の話を聴き、大変な状況にあるのであれば「お疲れ様、体調大丈夫?」と労いの言葉を。
子どもの成長を感じられる話があったのなら「あなたのおかげだよ。いつもありがとう」と感謝の言葉を。
何事もやってもらって当たり前のことなんてない!
「褒める」というよりは「認める」ことを意識した方がいい気がします!
父親がやる育児例3:自ら出来ることを探して動け!
1から言わなくても、出来ることは言われなくてもやって欲しい。
食べた食器位自分で下げれるでしょ?
洗濯機を回すとか、乾いている洗濯物を畳むとか。
子どもはその行動が読めません。
そして誰しも計画的に物事が進まないことに対して相当ストレスを感じます。
そんな時に携帯ポチポチしながらグデ~ンと横たわった父親が近くにいたら、それは腹も立つってもんです。
まずは「指示されなくても自分で出来るものから」何かやりましょう。
食器をシンクに下げる。
食器を洗う。
テーブルを拭く。
これ位なら指示がなくたって、経験がなくたって何とか出来ます。
ねぇねぇ?
何したらいい?
次は?これはどうしたらいい?
こんな感じでいちいち声をかけられたのでは大きな子どもが1人増えたのと同じです。
世のお父さん方は会社で部下や新人に「少しは考えて動け」とか言いませんか?
もしくは、言わないにしても思っていませんか?
まずは自分に出来ることをやってみて、少しずつ出来ることを増やしていきましょう。
指示をしないで「やらなければいけないと思っていたもの」が減っていれば、母親だって嬉しいに決まっています。
父親がやる育児例4:自分の分担業務を作ろう!
子どもに直接何かすることだけが育児じゃない!
育児例3で自分で聞かなくても出来るようなことからとしました。
それが出来るようになったら「何かを自分の仕事」としてしまうといいかもしれません。
我が家はまず洗い物は私の担当!ということにしました。
理由は私は手が全く荒れないのと、まーちゃんに聞かなくても出来るから!
いきなり母親と同じようなことは出来ません。
まずは自分が出来ることを確実に行うこと。
そして、徐々に出来ることを増やしていく姿勢を見せること。
それだけで母親の気持ちは全然変わってくるものです。
洗い物の次は、私が休暇の日は朝昼晩の食事を担当することに!
最近はレパートリーも大分増えました♪
出来ないことより、やろうとしないことの方が腹が立ちます。
会社で部下や先輩、上司に対して似たような憤り感じませんか?
余談ですが、玄関に置いてあるゴミをゴミステーションに持っていくのは「ゴミ捨て」ではありません。
ただのゴミの移動です。
ゴミ捨てを分担するのであれば、ゴミの日位は覚えましょう。
ゴミ捨てカレンダーに合わせて家中のゴミを回収するところを目指しましょう。
父親がやる育児例5:母親がしないことをして子どもに違う刺激を!
子どもを疲れさせてもらえると、夜の寝かし付けも楽になるね。
母親との差別化を図る絶好のチャンスでもあるよね!
例えば代表的なものはキャッチボールやサッカー、小さい時は高い高いや肩車なんかも母親はあまりやりたがらない。
だとしたら、それは父親のチャンス到来。
普段とは違う刺激を与えることで子どもはテンションMAX、大興奮間違いなしです。
それに癒しの母性と違って、父性は勝手に育ちません。
意図的に成長させていく必要があります。
例えばキャッチボールやサッカーという遊びで怪我をすることもあるでしょう。
でも怪我をすることで、こういうことをすると痛いんだとか、こういうのは相手が嫌がるんだ、といったものを教えていくことが出来ます。
父親がやる育児例6:母親に自由な時間を与える!
育児中はホント自由な時間が全くない!!
ゆっくり眠ってみたい…。
前述した育児例とも関連しますが、子どもだけを外に連れて行くなどして母親に自由な時間を作ってあげましょう。
夜泣きしかり、日中の家事しかり、世の父親が思っている以上に母親には時間がありません。
気分転換に美容院や半日程度ショッピングなんかに行ってもらうのもいいかもしれません。
そういった時間を確保するためにも、言われなくても出来ることからでもいいのでまずはやりましょう。
母親には家で休んでもらい、その間父親が子どもを連れ出してキャッチボールやサッカーをしてもいいと思います。
とにかく適度に気分転換してもらうことは必要です。
父親だって四六時中会社のことばかりじゃ嫌でしょ?
母親は常にその状態にあると理解しましょう。
何より体力的にも疲労が溜まったままでは母親の笑顔は戻りません。
最後に…
育児は母親だけが行うものでも、父親だけが行うものでもありません。
また、シングルマザー、シングルファザーだからと育児に不利になるようなこともありません。
大切なのはとにかくまず母性をとことん子どもに与えるようにしましょう、ということ。
父親も、何でも母親と同じことをしなければならないということではありません。
育児はあくまで母親が主役です。
残念ながら子どもが本能レベルでそう求めてしまう以上、そこに抗うメリットは薄いです。
なので、父親は母親が光り輝くように立ち振る舞うことが大事なのです。
形式的な家事分担ではなく、精神的に支えられているという安心感や満足感を得られるような環境を作ること。
母親の母性性が発揮されやすい環境を作ることが父親の役割として超重要なミッションとなります。
以上を踏まえた結論は次の通り。
相手を思いやりましょう。
人間って不思議な生き物で、身近な人に程配慮を欠く傾向があります。
相手に対する気遣いができるなら。
信頼しあえる関係なら。
例え子育てで様々な苦難が訪れたとしても、一緒に乗り越えていけるはずです。
今日も一日ありがとう。
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