私が今まで読んだ書籍の中で、絶対に読んだ方がいいと言い切れるものを厳選して紹介します。
ビジネスだけでなく、子育てにもきっと役立つと自信をもってお勧めします!
書籍紹介という特性上、一部ネタバレを含んでいることをご承知おきください。
なお、私は鞄の中に入れて常に持ち歩きます。
なので携帯しやすいよう、基本的には文庫版を購入します。
「自分が読んだ本」をオススメしている関係上、リンク先は手元にある文庫本を紹介しています。
※文庫本がないものは新書サイズのものになります。
新書サイズが好きな方は、その点ご注意ください。
お金に関する書籍
お金が全てではないけれど!
お金と自由は密接に関わっているとは思う!
仕事を選択する上でも、家庭円満や子育てにおいても、何だかんだでお金は切っても切り離せない現実だと思います。
お金がないから、不満を抱きながらも今の会社に執着するしかなかったり。
お金がないから、心に余裕がなくなってしまって不要な夫婦喧嘩をしてしまったり。
そんな状態だからストレスも溜まってしまって、それを子どもにぶつけてしまって心を痛めてしまったり。
お金が全てとは言いません。
ただ、これからの世の中は今まで以上に自ら金融リテラシーを高めていかないといけない時代になったのだと強く感じます。
お金の大学
もうこれをお勧めしたくてこのブログを書いたんじゃないか?って位お勧めです。
日本ではお金に関して正しく学べる機会がほとんどありません。
私自身も、この本に出会って目から鱗の連続でした。
参考までに本を読んで行動してみた結果はこちら↓
この本は1,000円ちょっとですが、購入して書かれていることを即真似するだけで翌月から月額数万円単位でお金が捻出出来る具体例が記載されています。
私の場合もいきなり40,000円弱が節約出来、その後も継続的に見直した今、本を読む前に比べて60,000円位には節約額が膨らんでいます。
お金に関する知識を得られるだけでなく、手元資金という側面からの費用対効果で言ってもこれ程優れていて素晴らしい本に出会ったのは初めてです。
また、その捻出したお金を投資に回すことで今まで通りならどうせなかったお金が資産形成の原資になってしまうという優れものです。
子どもは成長とともにどんどんお金がかかってしまいます。
今のうちから守るものは守り、使うべきものは使う、その判断の役にきっと立つものと自信をもってお勧め出来ます。
全ページカラーであること、絵がふんだんに使われていて視覚的に理解しやすいこと、説教染みていないこと等々踏まえ、普段読書なんか一切しないという人にもお勧めです。
最初から読んでいくというより、目次を見て辞書のように「今、自分に必要なのは…」という感じで読むとより効果的だと思います。
金持ち父さん貧乏父さん
お金持ちになるには(資産形成をするには)という話をする上で、まずは1冊読んでおくべきと言われる王道中の王道書籍。
お金持ちになるための基本的な考え方について、物語形式で書かれています。
著者のロバート・キヨサキ氏には2人の父親がいました。
1人は優秀な大学を出て、ちゃんとした職に就いている父。(実父)
1人は優秀な大学を出ている訳ではないのに事業を経営している父。(友人の父)
全く考え方も教え方も行動も違う2人の父の教えは、私たちの常識を根底から揺さぶってきます。
そして両者を比較対照として説明されているので、とても分かりやすい1冊だと思います。
お金の話とかビジネス書とか、きっと小難しいこと書いているんでしょ?
そういうの苦手…
という人にもお勧め出来る1冊です。
ただ、こちらの本は良書過ぎてマルチ商法やネットワークビジネスの勧誘の際によく利用される本と呼び声が高いです。
なので、この本を使ってお勧めされた商品にはくれぐれもご注意ください。
バビロン大富豪の教え
最近漫画版が発売され、文字ばっかりのものは苦手…という人も手に取りやすくなりました。
漫画はちょっと…という人は小説版ももちろんあります。
こちらは100年以上も読み続けられている歴史的名著です。
本書は紀元前18紀から現在のイラクあたりに存在していたバビロンという国に関する話になります。
このバビロンという国は歴史上初めて「貸付」を行っていたことから、銀行の起源とも呼ばれていたりします。
主人公はそんなバビロンで生活をしている貧乏な武器商人の子どもです。
この子がお金持ちになる方法を伝授してもらい、実際にお金持ちになるまでを描いた本になります。
注意点として、本書はとても分厚くてパッと見の外見から少し抵抗感を持たれてしまうかもしれません。
ただ、1コマ1コマのカットが大きく、とても読みやすいです。
また、読みやすくするためなのだと思いますが、ストーリーはかなり薄めになっています。
端的に言うと「え?こんなご都合主義あり得なくない?」みたいな。
なので、娯楽的な漫画本というよりは、金融知識を得るためのヒントを本書を通じて学ぶという位置付けにある本だと思います。
本書にはお金持ちになるための黄金の七つ道具(七つの秘訣)が記載されていますが、いずれも現在でも十分活用出来る知識です。
お金に関する知識って今も昔も根本はずっと変わらないんだなーと改めて勉強になりました。
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015
一番最初にオススメしている「お金の大学」と内容はざっくり言うとほぼ一緒です。
むしろこちらの本を分かりやすく噛み砕いて、図解も丁寧に初心者用に書き直したのがお金の大学かな?と感じます。
お金の大学は日常的な経費をまずは節約しましょう、そしてその浮いた経費を投資に回しましょう。
だから、具体的にはこういう経費を…
といった流れです。
本書では、税金を「無知なまま」搾り取られているようでお金持ちにはなれませんよ?というアプローチで書かれています。
日本はサラリーマンという世界的には珍しい労働環境を構築することで、黙って税金をむしり取っていく国なんだよ?だから金融リテラシーを高めていきましょうというアプローチで副業や独立を勧めていて、その流れで経費や株式投資のことが記載されています。
また、数値を使ってその根拠を細かく説明しています。
お金の大学を読んで何となくでもイメージを掴んだ人、ある程度の知識は既にある人で、もう一歩知識を深めたいという方にオススメです。
相手の心をつかむ「人たらし」金銭哲学
お金の使い方ってとても大事です。
本書では元総理大臣である田中角栄さんについて書かれたものです。
本書にはお金はただ渡せばいい訳じゃない。
渡し方がある、と説いています。
貸したカネは忘れろ。でも借りたカネは絶対忘れるな。
ライバルへの見舞金は相場の10倍包め。
カネを渡す時は頭を下げて渡せ。
いずれもよくよく読んでみると全てに心が籠っているからこその話でした。
役職がついて部下が出来たり、事業を始める時にはどうしてもお金を使う場面が増えてきます。
その時、お金をどう使うかでそのお金が「生きたカネ」になるのか「死にカネ」になるのかが分かれます。
常日頃「ケチ」と言われたり「奢ってやってる」と傲慢な気持ちになっている人。
一読することを強く、強くオススメします。
ユダヤの商法
日本マクドナルドの創業者である藤田田(デン)さん著書になります。
時代背景が少し古いこともあり、丸々本書のノウハウを使える訳ではありませんが原則としては有用だと思います。
また、本書でもやはりユダヤ人とのやりとりが出てきます。
税金に関する概念、時間に対する概念、いずれも日本人の金融リテラシーの足りなさを痛感させられる記述ばかりです。
特に昨今の「安ければいい」といった薄利多売の非効率さ。
まずこれを全面的に否定しています。
消費者が安いものを求めるから会社は利益を出すためにコストを抑えようと給料を抑える。
給料が上がらないから消費者も安いものをさらに求める。
これが繰り返され、今日本は諸外国から「安い国」という位置付けになってしまっている。
現在の日本の状況に危機感を覚えずにはいられません。
自己啓発に関する本
自己啓発とは自分自身の能力を高めることや精神的な向上を目指すことを指します。
要は、自分自身を成長させるための取り組みってことだね。
一方、某芸能人の洗脳的な話だったり、高額セミナー等自己啓発と聞くと、少し怪しい印象を持たれることもあります。
自己啓発にそういった否定的な意見があることも十分承知しています。
それでも私は、自分自身が経験したことがない体験談を読んだり、自分とは違った人の意見に触れることが出来たりする読書による自己啓発については肯定的な考えを持ってます。
また、ビジネスでも家事・育児でも、自分自身の能力を高めたり精神的な向上は切っても切れない関係にあると考えています。
七つの習慣
キングオブ自己啓発と言っても過言ではない位の名著です。
色んな自己啓発本がありますが、とりあえずこれ1冊読んでおけば充分だと思っている位です。
ざっくり説明すると…。
・幸せになるために人が大切にしなければならない習慣が7つある。
・その習慣というのはまずは自分を成長させるためのもの。
・自分が成長した後は、周りを幸せにするためのもの。
・最後にもう一度それらを改めて成長させよう。
そんな内容です。
ただ、ちょっと分厚かったり話があっちこっちに飛んだり(「こちらについては〇ページに記載」のような)するので、本を読むのがあまり得意じゃないなーという人には漫画版から入ってみるのもお勧めです。
この漫画版は全部で5冊あります。
1巻で7つの習慣を全て網羅的に描いていて、2巻以降は順番に1~2の習慣、3~5の習慣、6~7の習慣をクローズアップしています。
最後の5巻目ではまたさらにダイジェスト版でおさらいしています。
とりあえず気になった方は漫画版の1巻だけでも手に取ってみてください。
全体像がそれで把握出来ると思うので、肌に合うなーと思ったら2巻以降を読んでみるという付き合い方もいいかもしれません。
私がこの本を愛読書の1つにしていることもあり、子ども用にこんなものも買いました。
妻は漫画本を読んで興味を持ち、続けて子ども用のこちらを読んだようです。
ビジネスだけでなく、夫婦関係や子育てにもお勧め出来る1冊です。
夢をかなえるゾウ
こちらは本当は4巻まで出ているのですが、私がまだ4巻を読んでいないのでお勧めは一旦3巻迄。
リンクで見付けられなかったのですが、私はこちらを文庫本サイズのものも購入しました。
最初は大きいサイズで買ったのですが、鞄の中に入れておいていつでも隙間時間で読み直したいと思い、文庫サイズのものを購入し愛読しています。
4巻をまだ読んでいないのは、まだ文庫本サイズが発売されていなかったからで、文庫本サイズが発売されたら即購入予定です。
さて、この本を一言でお勧めするならば、笑って泣ける自己啓発本、です。
他の自己啓発本と違い、ストーリー仕立てに物語が展開されていくのですが、主人公がちょいちょい自分に重なるんですよね。
1巻毎に主人公が変わり、全くタイプも性格も違うのに、どこか自分に重なる場所がある。
そして、そんなどこか自分と重なる主人公に人間臭さ大爆発の関西弁の神様ガネーシャが色んなミッションを与えて成功に導いていく…といった内容です。
これが他の自己啓発本と一線を画しているのは、このインドの神様ガネーシャが笑える位人間臭いんです。
大体の自己啓発本は著者や本の登場人物が成功者とかで、その人に近づくために…みたいな展開になりがちですが、この作品は教える側のガネーシャがとにかく尊敬出来ません。
人には我慢しろだの努力しろだの言うくせに、自分は一切自分の欲望に逆らわない。
お腹は出てるし煙草は吸うしでとにかくかっこ悪い。
この本の著者である水野敬也さんは、他にも「LOVE理論」や「ウケる技術」といった笑いに関する良書を出版しているので、ゴリゴリの自己啓発本はちょっと…という方は夢をかなえるゾウを読んでみてください。
個人的には1巻の最初にある以下のやりとりで感情をグッとつかまれました。
・成功するために、まずは靴磨きをしろというガネーシャ。
・靴磨きに何の意味があるんだと何だかんだ言い訳をしながらやらない主人公。
そんな主人公にガネーシャは次の言葉を投げかけます。
今まで、自分なりに考えて生きてきて、それで結果出せへんから、こういう状況になってるんとちゃうの?
ほなら逆に聞きたいんやけど、自分のやり方であかんのやったら、人の言うこと素直に聞いて実行する以外に、何か方法あんの?
こちらもビジネスだけじゃなく、子育てにも役立つ言葉たちがいっぱいあるお勧めの名著です。
嫌われる勇気・幸せになる勇気
アドラー心理学について、対談方式で記載された名著です。
アドラー心理学についてざっくり説明すると、全ての悩みの原因は対人関係であるという前提のもと、それを解決するためにどうする?というものです。
世界(周り)がどうあるかではなく、あなたがどうあるか、という考え方になっています。
こちらはぜひ嫌われる勇気とその続編にあたる幸せになる勇気と、両方を読んでいただきたい。
嫌われる勇気はアドラー心理学の表面について書かれていて、ある意味ご都合主義というか「そうは言っても現実は!」という部分がどうしても残ってしまうんですよね。
幸せの勇気ではアドラー心理学をどう現実で活かすか、というところに踏み込んだ記載の仕方になっています。
ざっくり言うと、理想と現実、といったところでしょうか。
私はビジネス書の一環として本書を読んだのですが、よくよく考えてみると子育てにも流用出来るのでは!?と思い、実践してみました。
私の能力不足もあって中々順調という訳にはいかないですが、継続的にアドラー心理学を試していきたいと考えています。
人を動かす
こちらもずっと以前から読み継がれている歴史的名著です。
ちなみに私は文庫版の3セット一体型のこちらを愛読書にしています。
元々私はこちらをビジネス書として読んでいました。
ですが、アドラー心理学の嫌われる勇気同様子育てにも流用出来るのでは?と思って、最近また読み返しています。
ざっくり内容を説明すると、人をいい気持ちにさせて(褒めて)こちらの思い通りに動いて(育って)もらおう、という内容です。
本書は以下の30原則が記載されています。
・人を動かす3原則
・人に好かれる6原則
・人を説得する12原則
・人を変える9原則
七つの習慣、アドラー心理学同様、本書でもまずは自分が変わることが大事と記載されています。
こうやっていくつかの自己啓発本を読んでいて思うのは、いずれもまずは自分が変わることが大事である、という見解はいつの世も共通なんだなということ。
世の中には技術的なものにフォーカスした自己啓発本というか実用書が散見されますが、やはり本質を理解した上での技術かな…と私は思うのです。
なお、私の愛読書の1つであるアドラー心理学は人を褒めてはいけない、という考え方です。
本書では人を褒めて伸ばす(動いてもらう)、という考え方です。
どちらが正しくてどちらが間違っている、というものではないと私は考えていて、相手との距離感に合わせて使い分けたり、自分の中にストンと落ちた方を軸にしたらいいのではないか?と理解しています。
超集中力
時間というのは、唯一全ての人へ平等に与えられている資産だと思います。
逆に言うと、この時間の使い方が運命を大きく分けるという現実を表しています。
もし仮に、他の人が10時間かかることが1時間で出来るようになれば…。
明らかに生産性が上がります。
実際私もこの本を読んで試したところ明らかに集中力が上がりました。
まずは集中力を下げてしまうことを避ける「物理的」な対応。
そして次に徐々に集中力をキープし続ける訓練。
お金の大学ではありませんが、まずは今改善出来ることを改善して土台を作り、そこに上乗せする、という構成になっています。
集中力を下げてしまうことを避ける「物理的」な対応は誰でも今すぐ出来ることなので非常にオススメです。
具体的には「今やると決めた物」以外を視界から一切排除することです。
そう、例えば携帯電話や机の上の整理整頓です。
簡単に出来ることでも、圧倒的な成果が出ます。
ユダヤ人の成功哲学「タルムード金言集」
ユダヤ人とはユダヤ教を信仰する人々のことを言います。
日本人は島国で、かつあまり外国籍の人と触れ合う機会が少ないのでイメージしにくいかもしれませんが人種や国籍で区別される概念ではありません。
※この辺りは民族や宗教の問題をはらむため、全員が納得するように定義するのは難しいとされているため、あくまで本記事上の定義とします。
そして今世界経済を回している多くがユダヤ人です。
例えば世界の大富豪上位8名が世界人口の半分以上の純資産を持つと言われています。
ユダヤ人はその8名のうち約半分である4名がユダヤ人もしくは両親がユダヤ人です。
そのユダヤ人が小さい頃から読み聞かせられ、考えさせられるツールの1つが「タルムード」です。
※タルムードとはヘブライ語で書かれたものだけを正式なもの(聖典)とされ、翻訳されたものは意味を正確に伝えてない可能性があるとして正式なもの(聖典)とはみなされません。
本書は元日本人だった著者が改宗してユダヤ人になり、ここが変だよ日本人という目線を織り交ぜながらタルムードについて解説してくれています。
抜本的に日本の教育概念とは違っていますが、読めば読むほどこれじゃぁ日本は国際社会じゃ太刀打ち出来ないよね…と思わされることばかり。
日本は少子高齢化とともに2050年には労働人口の約半分が外国籍の人になると言われています。
つまり自分の子ども、孫世代は確実にグローバル化された世界で生きて行かなければなりません。
そんな今の時代だからこそ、タルムードに書かれた知恵を子どもに伝えるべきなのではないでしょうか。
論語と算盤
大河ドラマで話題にもなりました渋沢栄一さんについて書かれたものです。
渋沢栄一さんについて「近代日本の設計者の一人に数えられる偉人である」と聞いて、異を唱える人はいないのではないか?と思います。
その渋沢栄一さんが主軸にしていた考えが「論語」です。
ざっくり要約すると、資本主義や事業(算盤)を行うには、人としてまずどうなんだ?(論語)という考えがとても大事だよ、という内容です。
昨今注目されているSDGsに通ずる考え方が本書の至るところに散りばめられています。
現在にも通じる考えを100年も前から理解し、そして行動し、実際約480社もの企業を創立した事実はただただ驚愕です。
昨今は利益を最重要視し、一部の既得権者のみが笑顔になっているような会社が多いと感じます。
全ての社会人に一度は読んで欲しいと思う1冊です。
ゼロ秒思考
マッキンゼーという世界最高峰のコンサル会社で働いていた赤羽雄二さん著書になります。
「考える」と「悩む」は明確に違います。
仕事をしていると「もっと考えなさい」と言われ「考えているのに!」と言い返したい気持ちになる場面は多くあるでしょう。
それではなぜ「考えろ」と言われるのでしょうか。
それはやはり「考えていない」からです。
即断即決が出来る人はなぜ出来るのでしょう?
本書では考えるということがどういうことなのかが書かれています。
そして、A4の紙を使ってどのように頭の中を整理するのか。
どのように感情をコントロールすることが出来るのか。
即断即決は誰しも練習すれば出来るようになります。
よく目にするA4の紙1枚で。
大衆小説
大衆小説とは、純文学に比べて通俗的で娯楽に比重を置いている小説の総称です。
人によっても定義が曖昧なところがあるので…
本記事では「読んで楽しむための小説」と定義します!
普段本を読まない人が、いきなり経済の本やら自己啓発の本やらを読み始めると、もういきなり読書が嫌いになってしまうかもしれません。
なので、まずはストーリーがあり、人物が登場し、感情移入をしたりしながら、まずは活字を読んでイメージを膨らませる練習をしてみる、というのもオススメです。
大衆小説は読者を楽しませるための工夫があちこちに散りばめられていて、情景描写や心情を表す言葉など普段使わない言葉が多数使われています。
自分の語彙力を養うという意味でも有用だと私は考えています。
読書嫌いの人は、自己啓発とかもこの大衆小説と同じイメージでいると思う。
自己啓発や経済、その他の本は辞書を引く感じで読めばいいと思うよ。
今、自分に必要だと思う知識だけを抜粋して手に入れる感じかな。
まずは活字に慣れるところから始めてみましょう。
大水滸伝
見出しは大水滸伝となっていますが、「水滸伝」「楊令伝」「岳飛伝」の3部作になります。
累計1,000万部以上なので名前位は聞いたことあるかもしれませんが、一般的に言われる「水滸伝」を壮大な3部作で書かれたものになります。
本書をお勧めする理由は、とにかく全員がイケメンだから、です。
本書を書かれている北方謙三さんが書かれる本に登場する男たちはとにかくみんなカッコいいんです。
私もこんな風になりたい!!と思わずにいられない程魅力的。
理想的な上司像を含めて本書から得られたものはとても大きいです。
いや、あなたの言うことは分かるよ…
分かるけど長いよ…
しかも水滸伝とか聞いたこともないし…
そんな方には水滸伝よりはもう少し有名なこちらもオススメです。
ハードボイルドの世界へ…
ようこそ!
わたしはコンシェルジュ
以前「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組を見て、著者の阿部佳さんに興味を持ち購入しました。
内容はコンシェルジュという職業の紹介というか、著者のエッセイのようなものです。
私もずっとサービス業で生きてきたこともあり、本書を読んで背筋が伸びる思いでした。
サブタイトルにある「NOとは言えない職業」は「私はNOと言わない」という意味でした。
著者の阿部さん常に「出来るようにするには」を考えて行動しています。
例えばお客様が「○○したい」のは何故なのか?
それは希望した場所ではないと叶えられないのか。
本質がAなのであれば、代替案があるのではないか。
常にお客様の心に寄り添い、その希望をくみ取ろうとする姿勢にとても感銘を受けました。
特に以下2つについては、サービス業に従事する方はもちろん、ありとあらゆる人間関係構築に役立つ考え方だと思います。
・イライラしている人に対して「何故この人はイライラしているんだろう」というところに興味を持つようにすれば腹も立たない。
・自分がやったら30分かかることを3分で分かる人を何人知っているかで叶えられる数も質も変わる。
最後に…
私が読んで自信をもってお勧め出来る書籍をカテゴリー別に紹介してみました。
こちらは順次お勧めの書籍を更新していこうと思います。
こちらで紹介した書籍の1つが、誰かの人生を変えることに繋がれば本当に嬉しく思います。
今日も一日ありがとう。
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