交通事故にあった時、相手の対応次第では長期化します。
実は、先日妻が事故を起こし我が家が今まさにそのような状況です。
私の後方確認不足なのかもしれないけど…
納得いかないよ!
元々は100:0を主張し、一切の自己負担を認めなかった事故相手。
保険会社間のやりとりで、ようやく相手が事故類型相当の70:30の過失割合を認めました。
一方、それ以上の過失は認めず当然ゼブラゾーンへの侵入も依然として認めません。
この記事では、過失割合に納得いかない私たちが適切な事故割合にしようとする過程をご紹介します。
この記事を読むと、事故対応が長期化せずに済むよう事前に対応することができるようになります。
結論は、金銭的にも時間的にも損をしないためにドライブレコーダーが必須だということです。
実質不可能!事故状況の立証
私嘘を言っていないのに…
交通事故を起こした時、過失割合で揉めることがあります。
我が家の事故でいえば、ゼブラゾーンへの侵入が争点となっています。
ゼブラゾーンへの侵入があった場合、過失割合が10~20%侵入した車へ不利に働きます。
一方、事故後に逃げたことは事故を起こした過失とは無関係なので事故割合に影響はしません。
なぜなら、過失割合とは事故を起こした過失の割合を決めることだからです。
逃げ得ってこと!?
それっておかしくない!?
ここの部分は心情的に納得できませんがどうにもなりません。
道路交通法第72条1項に定められている「危険防止措置義務違反」及び「報告義務違反」の話しと、保険事故に関する過失割合は全く別の話だからです。
ただ、私も後日知って驚きましたが40分程度経過したとはいえ先方から直接警察へ連絡があったという理由で警察は当て逃げとして処理していないとのこと。
こんなことって許されるの!?
事故の詳細はこちらです。
このような事故状況の場合、事故状況を立証する責任を負うのは「私たち」になります。
そして今回私たちが立証しなければならないのは相手がゼブラゾーンへ侵入したことです。
保険会社へは度々伝えていたのですが、その都度ドライブレコーダーやぶつかった時の写真か何かはお手元にありますか?と言われます。
それを聞かれるたびに苦々しい気持ちが込み上げてきます…。
実際ぶつかった時の破片はゼブラゾーン付近に散乱していました。
相手がゼブラゾーンを使った追い越しをしなければ散乱し得ない場所です。
事故を起こした上に相手が立ち去ってしまったことで妻は動揺し、警察へは連絡したものの現場の写真を撮ってはいませんでした。
証拠がないから相手はこちらが嘘をついていると主張しています!
ドライブレコーダーで証拠保全
妻は買いたいと言っていたのに…
相手の保険会社から再三言われた立証責任。
今回の事故で言えば、相手がゼブラゾーンへ侵入したという証拠。
残念ながら我が家の車にはドライブレコーダーを搭載しておらず、証拠を提示することができません。
一方、相手の車にはドライブレコーダーが搭載されていたそうですが、事故の状況が録画されていないと主張しています。
そんな都合のいいことってある!?
起きてしまった事故はどうにもなりませんが、今後に向けてドライブレコーダーを今一度調べてみました。
別に高性能である必要はまるでなく、とにかくこちら側の主張が「嘘をついていない」ことが証明できればいいのです。
この事故をキッカケに改めてAmazonでドライブレコーダーを検索してみると、車屋での工事が不要でシガーソケットに挿すタイプのものがありました。
これ位の金額で、かつ工事時間をとられないのなら迷う理由もありません。
一方、ドライブレコーダーを調べてみると機能に拘りだすとキリがないほどの種類がありました。
目指すものによって必要な機能が違います。
当然必要な機能によって価格帯も形状も違ってきます。
私は事故があった場合「こちら側に非がないことを主張したい」からドライブレコーダーを搭載することにしました。
「事故相手を特定するため、ナンバーや硝子越しの運転手の顔まで鮮明に録画する」ことは目的としていません。
そこまでの機能を求めた場合、名の知れたメーカーの4Kハイエンドモデルしか選択肢がなくなってしまい価格も高額になります。
今回の事故は後ろから追い越されつつ接触しています。
この接触事故に対して、どこでどのようにぶつけられたのかが記録されてさえいれば立証責任は達成されます。
私は費用対効果という観点で車は低価格の中古車を毎回購入しています。
事故を起こしてしまった場合は、その修理費を支払ったと割り切って再度中古車を買い替えます。
なので前後が録画できるものであれば、高額なドライブレコーダーである必要はありません。
過失割合による金額的違い
実は「我が家にとって」そこまで金銭的負担はない事故なんです。
100:0の主張から、保険会社同士のやり取りで70:30の過失割合となりました。
正直なところ、これが私たちの主張をする60:40や50:50になったからとて金銭的に大きな差にはなりません。
相手の車の修理代については金額的に保険対応一択です。
問題は妻の車ですが、自走に問題はなく傷もそこまで気にならない程度です。
そのため修理をせずに金銭的補填をしてもらい、状況を見て新しく中古車を購入します。
ちょうど8月に車検だし、その頃買い替えようかな。
そのような対応を踏まえると、今回の事故による金銭的状況は次の通り。
今回の事故で言うと、車両保険に入っておらず車の修理をしない私たちにとっては過失割合に伴う自分の車の修理代については金銭的に何ら変わりません。
面倒臭いので正直このまま70:30でもいいかなと思う時もあります。
ただ、事故後に逃げただけでなく戻ってきた後の現地確認でも妻に謝らず、挙句の果てには100:0を主張してくる。
あまりに理不尽な対応で、このまま相手の思惑通りに解決するということが不満でした。
そんな葛藤中、先方の保険会社から驚くべき内容が告げられました。
これ以上過失割合について主張するのであれば、弁護士特約を使って徹底的にやってもいいと主張されています。
この連絡で私たちは覚悟を決めました。
過失割合には弁護士特約が有効
前回の事故の時と同じ先生にお願いします!
前回のもらい事故で弁護士特約の重要さを知った私たちは、今はもう弁護士特約をつけています。
相手が弁護士の名前を使って脅してくるのであれば、私たちが泣き寝入りする必要はありません。
前回と同様、知り合いの弁護士にお願いすることにしました。
一通り事故の状況を説明し終えたところ、弁護士先生からお受けできると思いますとの言葉。
結構悪質ですねぇ…
ただ、やはり証拠をこちらが準備できない点に頭を悩ませていました。
今後、どういう結論になるかは分かりませんが弁護士先生と一緒にこの事故を戦っていこうと思います。
進捗は引き続き紹介していきます。
まとめ
相手がいる交通事故では、度々過失割合について揉めます。
どちらかが恣意的に嘘をついているだけでなく、認識齟齬だったりとその理由は様々。
そういった時、立証責任は状況を動かしたい側にあります。
感情的に思うことは色々ありますが、これは動かせない事実です。
そんな時、ドライブレコーダーがあれば事故当時に気が動転していて証拠を残すことを忘れてしまったとしても大丈夫です。
我が家はドライブレコーダーを搭載していなかったがために、今非常に面倒臭い事態になってしまいました。
目に見える金銭的なこともだけど…
対応する時間がもったいない!
また、以前の事故のおかげで今は弁護士特約をつけていますが、仮に弁護士特約をつけていなければ今回の事故は泣き寝入りするしかなかったでしょう。
下手をしたら相手の弁護士からもっと相手に有利になるような過失割合にされたかもしれません。
自分の時間やお金を守り、損をしないためにも弁護士特約とドライブレコーダーは必須な時代です。
自分が損をしないように自分の身は自分で守らないとです!
我が家は以前の事故を教訓に弁護士特約を早急につけました。
今回はこの事故を教訓に、今後また同じようなことがおきないとも限らないので早速ドライブレコーダーを購入し搭載します。
余談ですが、そもそも相手が最初から申し訳ないという態度を示してくれれば我が家は大事にするつもりなんて微塵もありませんでした。
だってそもそも争っても我が家にそんなメリットないし。
相手の言動が自分の態度を硬化させると身をもって知りました。
人の振り見て我が振り直せという言葉があります。
何かあった時には、ちゃんとお詫びができる人間であろうとつくづく実感しました。
今回の事故の詳細はこちらです。
以前、妻が事故にあい弁護士特約をつけていなかったことで時間もお金も損をしました。
弁護士特約の二重契約にも要注意です!
新車と中古車、どちらがお得?
我が家は中古車一択です。コストだけ見れば中古車がお得です!
FireHDタブレットがあれば長時間ドライブ時の子どものグズりを防止してくれる!
外でwifiがなくてもスマホでテザリングすれば問題なくYouTubeやアマプラ視聴ができます♪
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