車のブレーキランプってちゃんと定期的に点検していますか?
前照灯なら暗くなってきたことで気付けますし、ウインカーはカチカチ音が早くなるので気付くことが出来ます。
一方、ブレーキランプや尾灯は気付く機会がないままある日突然消えてしまっているのが実情です。
そのような状況にも関わらず、実はブレーキランプは片方だけでも点灯不良になっていると整備不良として警察官に捕まってしまいます。
私もランプが切れていることに気付かなくて捕まっちゃった…
この記事ではブレーキランプに関する基礎知識と、自分で交換する方法をご紹介します。
この記事を読むと、自分でブレーキランプを交換出来るようになり、ブレーキランプが切れた車を運転して車屋さんに行くという危険な行為をしなくてよくなります。
結論は、ブレーキランプの交換自体はとても簡単な作業なので、ブレーキランプが切れた自動車を運転するという危険な行為はやめましょう!
ブレーキランプ(制動灯)は1つでも切れていると違反
気付かなかったはもちろん通用しません!
先日、まーちゃんが自動車を運転中パトカーに止められて捕まってしまいました。
理由は整備不良。
ブレーキランプが切れていたということでした。
「2箇所に」と明記されている以上1つでも切れてたら違反になるね。
ブレーキランプの場合は整備不良(尾灯等)に該当し、以下の処罰対象です。
- 違反点数は1
- 大型車は9,000円
- 普通自動車は7,000円
- 二輪車は6,000円
- 原付は5,000円
私は軽自動車だったので、減点1の罰金7,000円でした…。
減点や罰金で済んでよかったよ…
万が一の事故になっていたら取り返しがつかない!
ブレーキランプは特に後続車へ速度の変更を伝える重要な機能です。
何の合図もないまま減速したら、後続車はその対応が遅れてしまいます。
最悪の場合、交通事故に発展してしまうでしょう。
ちなみに、テールランプや車幅灯も同じ基準だから気を付けてね!
ブレーキランプの交換方法
交換作業自体はメッチャ簡単だよ♪
ブレーキランプや尾灯等、整備不良車を走行するのは非常に危険です。
減点や罰金で済めばいいですが、最悪の場合交通事故にもなり兼ねません。
整備不良車で公道を走れないということは、自力で車屋へ持ち込むことが出来ないということです。
つまり、自分で出来るようになっておいた方が何かと便利です。
今回は日産のピノをブレーキランプ交換したやり方をご紹介していますが、どの車もやり方はほとんど一緒です。
ブレーキランプ交換は、カー用品店で取り付け依頼すると500~1,000円程度工賃がとられます。(※部品持込は工賃の1.5倍)
また、他の作業状況にも寄りますが20~30分位時間を要します。
自分でやればこの工賃も節約になり、もっと早く完了しますので一石二鳥です。
ブレーキランプ交換に必要な道具
本当に簡単な作業なので安心してください♪
ブレーキランプ交換に特殊な道具は必要ありません。
作業自体は本当に簡単です。
必須なのはネジを緩めたり締めたりするためのドライバーです。
軍手は無くても構いませんが、無い場合はタオルを準備しましょう。
工具セットはあると何かと便利なので一式そろえておくことをおすすめします。
ブレーキランプ(電球・バルブ)の選び方
分からない時は車種の名前と車検証の型番をお店屋さんに伝えればOK♪
当然のことですが、車種によって使われている電球は違います。
そこで、自分の車に合う電球を確認するためお店屋さんには『車種別電球適合表』という冊子のようなものが置いてあります。
車種別電球適合表で自分の車の車種名を調べるとどの電球を買ったらいいかが分かります。
ただ、人気車種の場合同じ車名でも複数リストに載っている時があります。
その時には車検証に記載されている型番で照会してください。
道路運送車両法第66条で車検証の携帯が義務付けられています。車の中にあるはずなので、確認しておいてください。
電球が切れてから買うのではなく、ストックとして2つセットになったものを事前に買っておくことをお勧めします。
一度も電球が切れずに車を乗り終えることはそうそうないからね。
ネットで購入する時にも同じ名前のリストで確認してから購入してください。
ブレーキランプ交換手順1:カバーを外す
正直、ここまで出来れば後は終わったも同然です。
ブレーキランプ交換手順2:電球を外す
ブレーキランプ交換手順3:電球を取り付ける
電球交換の際に、電球を直接手で触れるのは避けましょう。
ガラス面は非常に高温になりますが、皮脂が付着しているとさらに高温になります。
結果的に外部に熱が逃げなくなってしまい、電球の寿命が縮みます。
これは車に限定した話ではないので電球交換の際は注意してください。
軍手がない場合は、交換し終わった後触った個所を綺麗に拭きとりましょう。
ブレーキランプ交換手順4:電球が点灯するかチェック
カバーを元に戻す前にちゃんと点灯するか確認しましょう。
カバーを元に戻してから点灯しなかった場合、最初からやり直すことになってしまい面倒臭いです。
基本的にはブレーキランプが点灯しない理由は電球の寿命ですが、稀にソケット自体が壊れている場合もあります。
そうなった場合は車屋さんに連絡して対応してもらいましょう。
今回は私がブレーキを踏むお手伝いしました!
ブレーキランプ交換手順5:元に戻して作業完了
ブレーキランプが点灯するのを確認したらもう終わりだよ。
これなら私でも出来そう!
電球を選ぶのが一番大変かも。
ブレーキランプ交換手順5:反対側もついでに交換(参考用)
画像でダイジェスト版にするからおさらいに見てみてね♪
ブレーキランプ交換手順6:最終チェック
電飾系は事故に直結するから、念には念を入れて確認しましょう!
ブレーキランプの交換時期
運転の仕方によるけど、3~5年程度だよ。
ブレーキランプは意外と切れがちだということをまずはしっかり理解しておきましょう。
白熱電球:1,000~2,000時間
LED電球:50,000時間
運転の仕方や配線状況によって寿命は当然変わってきますが、平均で白熱電球が3~5年、LED電球だと100年以上です。
安さを売りにしている車検場の場合、電球交換は切れていなければ行いません。
結果として1~2回は現在乗っている車のブレーキランプが切れるということです。
LED化する場合の注意点
私は自動車に関してはあまりお勧めしません。
自動車に限らず、本来は白熱電球で使用することを想定して作られているものに対してLED電球を使うことをLED化と言います。
自宅の電球をLED電球に変えることがLED化で一番有名だと思います。
LED化自体は経済的に非常に有効的ですし、交換手間を省くためにも有用な手法です。
ただ、私は車に関してはあまりお勧めしません。
車をLED化した場合、本来の抵抗と違ってしまうためうっすら常に点灯してしまう状態になることがあります。
これを『ゴースト点灯』と言いますが、この状態では車検が通りません。
市販の抵抗器を使って解消することは可能ですが、余計な費用が掛かります。
結果としてLED化のメリットが薄まるので私はやりません。
そもそも私は、経済的合理性を考えて車は中古車と決めています。
短期~中期間での所有を前提にしているので、LED化はメリットがあまりありません。
まとめ
ブレーキランプについて、基礎的な知識と交換方法についてご紹介しました。
ブレーキランプは切れていることに気付きにくいにも関わらず、整備不良として警察に捕まってしまうものであること。
また、点灯していないことに気付かないまま運転し、重大な事故に繋がりかねないものであること。
電飾系は少し難しそうなイメージがありますが、実際は誰でも簡単にDIY出来るようになっています。
また、ブレーキランプは意外と切れやすいのでいつでも交換出来るようになっておくと便利です。
ブレーキランプは後続車に速度を落とすことを伝えるための重要な機能です。
一歩間違えれば大事故にも繋がりかねません。
交換時期を含め正しい知識を得ることで、安全なカーライフを送りましょう。
バッテリー交換も実は自分で簡単に出来ちゃいます♪
車は安く買って長く使った方が資産形成には役立ちますよ♪
凍結したフロントガラスをお湯で解凍しているヤツいる?
いねぇよなぁ!?
他にも節約や倹約に関する方法をご紹介しています。
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