定期的な車のバッテリーチェックしていますか?
先日バッテリーチェックを怠っていたことが原因で、仕事中突然バッテリーがあがって走行不能になってしまいました。
そんな時、ガソリンスタンドや車屋さんがすぐにバッテリー交換できるとは限りません。
JAFを呼べば高額な支払いが待っています。
実は車のバッテリー交換って、車のタイヤ交換と同じ位簡単に出来ちゃうんです。
自分でやっちゃえば工賃も節約できるし、そもそもカー用品屋さんにあるバッテリーはちょっと高い。
万が一の事態に備えて、自分でできるようになっているに越したことはありません。
この記事では、トヨタのノア(AZR60)のバッテリーを自分で交換した様子をご紹介しています。
この記事を読むと、自分で簡単にバッテリー交換が出来るようになります。
結論は、バッテリー交換は10分位あれば十分に終われる簡単な作業なので、ぜひチャレンジしてみてくださいってことです。
外回り中突然バッテリーがあがった
外回り中、外出先で突然バッテリーがあがって動かなくなった…
バッテリーの電圧チェックを怠ると突然エンジンがかからなくなるということになります。
私はブースターケーブルを常備しており、外出先の駐車場だったので先方の車から充電させてもらうことができました。
ブースターケーブルは必須アイテムではないものの、高額なものではないので車に常備しておいて損はありません。
一度ダメになってしまったバッテリーはまたすぐにダメになります。
早急にバッテリー交換をする必要が出てしまいました。
バッテリー購入はホームセンターがおすすめ
ホームセンターの方が安いことが多い。
場所によっては無料で交換までしてくれます!
バッテリー購入で一番のおすすめはホームセンターです。
理由は安いことと使用後のバッテリーを無料で引き取ってくれるから。
元々私はAmazonなどのネット通販で買っていました。
確かに安いのですが、問題がバッテリーの処分。
地域にもよるのでしょうが、多くの自治体で特殊ゴミ扱いとなっていて、廃棄をお願いしても断られる。
その他手段がないこともないですが、端的に言うとそう簡単に捨てることが出来ない。
不法投棄すると「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の第16条に抵触し、5年以下の懲役か1千万円の罰金が課せられます。
不法投棄はダメ、ゼッタイ!!
私は懇意にしている車屋さんに引き取ってもらっていたよ
一方、ホームセンターだと値段も安く、交換したバッテリーも無償で引き取ってもらえる。
場所によっては無料でバッテリー交換までしてくれる。
まさに一石三鳥。
今回購入したバッテリーも、メーカーは違いますが値段はAmazonとほぼ同じ金額でした。
郵送を待たなくていいし、即決です!
バッテリーの選び方
何を買ったらいいかの見方も説明するね♪
車検証に書いてある車の型番を店員さんに言えば教えてくれるよ♪
私の車はトヨタのノアです。
バッテリーは55B24Lになります。
バッテリーの型番は次のように見ます。
・55:性能ランク(数字が大きい方が高性能)
・B :バッテリーの短側面のサイズ (Bの場合は129×203mm)
・24: バッテリーの長側面のサイズ (そのままcm)
・L :端子の位置(バッテリーの+端子が左にあるとL)
まぁ細かいことは覚えなくても大丈夫です。
バッテリーの上部に書いている、数字と英語の羅列されているものと同じものを買えばOKです!
難しそうに見えるけど、見る場所さえ分ければ結構簡単でしょ?
簡単!自分でバッテリー交換してみた
今回の説明はあくまで普通の車に関してだよ。
ハイブリッド車と電気自動車は特殊車両バッテリー。
内容が全然違うから気を付けてね!
バッテリー交換に必要な道具
バッテリー交換には特殊な道具は不要です。
最悪、なかったとしてもゴム手袋とスパナがあれば何とかなります。
※スパナはないとそもそもネジが外せませんので必須です。
工具セットはあると何かと便利なので一式そろえておくことをおすすめします。
ゴム手袋は感電防止ですが、慣れれば軍手でOKです。
錆止めグリースはあれば塗っておいた方が無難です。
場所的にどうしても錆びやすいので、錆びるとネジが外しにくくなってしまいます。
サンドペーパーは取り外した時に綺麗にするために必要です。
メモリーバックアップはカーナビの情報や、運転手の運転のクセを覚えて…みたいな新型の車だと必要になったりします。
今回のノアは旧車でカーナビ非搭載なので使用していません。
バッテリー交換事前準備
走行直後に交換するのは出来れば避けましょう。
バッテリーが温まっているとバッテリー内にガスが貯まっています。
30分以上休ませ、バッテリーの化学反応が落ち着いてから作業を始めてください。
爆発事故に繋がる恐れもあるから気を付けてね
ライトや電飾系は全てOFFにしてください。
バッテリー交換をすると、車の時間設定とかがクリアになってしまうので、再設定が面倒臭い人はここでメモリーバックアップのためのバックアップ電源を確保します。
これは商品によって違うので、取扱説明書に従って対応してください。
「電気が流れていればメモリーバックアップは不要なのでは?」と考え、エンジンをかけたまま(発電したまま)バッテリーを取り外すのは絶対にしないでください。
これだけはホントにやめてください!!
もしショートすれば発火や感電の危険がありますし、バッテリーに送られていた電流がカットされてコンピューターに過電流が流れ破損する可能性もあります。
データが気になる人は、メモリーバックアップを使った正攻法でのバッテリー交換を実施しましょう。
バッテリー交換結論
-⇒+⇒+⇒-
これだけ覚えればもう終わり!
ただ、間違えるといきなりショートするからね!
とにかく、これだけをまずはしっかり覚えておけばもう出来たも同然!
手順1:ステーを外す
まずは真ん中のバッテリーを止めるステーを外します。
ノアの場合、ステーを外すときナットをステーから全て外してしまう必要があります。
気を付けていないとナットがエンジンルームに落ちてしまいます。
粗雑に外さないよう注意しましょう。
バッテリー側のステーを外したら、次は車体本体に留められているボルトを外します。
このボルトは裏に留め具もないので、裏を抑えながら外す必要はありません。
手順2:-端子を外す
バッテリーにはプラスとマイナスがあり、プラスは必ずゴムカバーがされています。
まずはマイナスから外します。
間違ってプラスから外してしまうと、他の金属に触れた瞬間ショートします!
くれぐれも+と-を間違えないよう落ち着いて。
力ずくで回すとネジ山が壊れたり、端子が壊れたりするので慎重に。
ここで錆が原因にならないように後で錆止めグリースを塗る訳です。
とにかく、+と-の外す順番を間違えないこと!
手順3:+端子を外す
-端子の次は+端子を外します。
黒いカバーに赤で大きく+と記載があったやつがプラスです。
先に-を外しておくと、この+端子がどこかに触れてもショートしません
手順4:バッテリーを入れ替える
ステーと端子を外したら、いよいよ新しいバッテリーを入れ替えます。
所定の位置に置いただけなので、持ちやすいようベルトが付きっぱなしです。
写真のベルトにも薄く記載されていますが、設置したらこのベルトは取り外します。
ノアは中古車です。
外す前のバッテリーにベルトが付いていたのは前所有者がそのままにしたのだと思います。
手順5:+端子を取り付ける
取り付けは取り外しと逆にプラスから取り付けます。
一般的にステーを取り付けて固定させるのがスタンダードのようですが…。
固定されると私の場合やりにくいので先に端子を取り付けてしまいます。
取り付ける時に、サンドペーパーとかがあるようであれば端子の汚れを落としておきましょう。
そのままにしておくと汚れが蓄積して固くなって、ネジが外れなくなっちゃうので、汚れを落として錆止めグリースを塗っておきます。
無ければなくても大丈夫です。
手順6:-端子を取り付ける
取り外す時と反対に、+端子の次は-端子を取り付けます。
こちらも取り付ける時に、サンドペーパーとかがあるようであれば端子の汚れを落としておきましょう。
そのままにしておくと汚れが蓄積して固くなって、ネジが外れなくなっちゃうので、汚れを落として錆止めグリースを塗っておきます。
無ければなくても大丈夫です。
手順7:ステーを取り付ける
ここまできたら後はもう少し。
最後にステーを取り付けてバッテリーを固定します。
これで交換作業自体は完了。
不慣れな人がゆっくりやっても15分程度もあれば終わる作業です。
まずは経験と思ってやってみてください。
手順8:問題がないか確認
今回のやり方はメモリーバックアップを一切やっていません。
つまり、電源関係は一旦全て切れてしまったことになります。
ここから先はどんな電飾装備をしているかによって違うと思います。
私のノアは古いから車載コンピュータのこと気にしなくて大丈夫。
ナビもGoogle先生だから、バッテリーに影響するのは時計位!
私の場合は時計合わせとエンジンスターターのチェックだけでOK。
時計を合わせライト、ウインカー、室内灯等々電飾系に異常がないかを一通りチェック。
最後にエンジンスターターが正しく起動するかをチェック。
ここまでやって全て完了になります。
工具をボンネット内に落としたら
今回バッテリー交換を行っている途中、スパナを落としてしまいました。
スパナに限らず、ボルトやナットのように小さなものが落ちてしまうことはよくあります。
こういった場合、以下の対応は絶対にしないようにしましょう。
最悪エンジントラブルなら笑い話にもなりますが、車の下敷きになったら圧死してしまい取り返しがつきません。
そういう時にはピックアップツールというアイテムを使って取りましょう。
先端が4本爪になっているものを私は使っていますが、マグネットになっているものもあります。
今回私が使った用途だけじゃなく、洗濯機の裏側や壁の隙間、ベッドの下といった家中のあらゆるところで活躍してくれる万能アイテムです。
私は安価なものを使っていますが、マグネットと4本爪が一体になっているものでも1,000円ちょっとで購入できるのでおすすめです。
バッテリー処分も超楽チン♪
今回買ったホームセンターは、購入後一週間以内であればそのレシートを見せることでバッテリーを無償で引き取ってくれるとのこと。
試運転兼ねて購入したホームセンターへ持参しました。
サービスカウンターに持っていくと、箱やビニール含め全部引き取ってくれました!
まとめ
バッテリーあがりにより、急遽自分でバッテリー交換をしました。
スパナを落とすというちょっとしたトラブルがあったものの、作業時間15分、金額はバッテリー本体の9,000円ちょっとで済みました。
某大手カー用品店に電話した際には工賃含め2万円以上を提示されたので、1万円以上も浮いたことになります。
10~15分もあれば交換出来る簡単な作業で1万円はちょっと費用対効果的に高いです。
今回隣で見てたけど、私でも出来そう!
また、今回のような緊急時では郵送時間のあるAmazonや楽天市場は使えません。
万が一の事態に備えて自分でできるようになっておくと便利です。
さらに、最近のホームセンターは各種ペイが使えます。
私は楽天経済圏で生活しているので、楽天ペイで1%還元もGetできました。
近くにホームセンターがない、という人はあまりいないと思うので一度チャレンジしてみましょう。
日産ピノのバッテリーも自分で交換しました。
車の窓ガラスが凍結した時、熱湯をかけてませんか?
危険なのでやめましょう!
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自転車保険が義務化され始めていますが、まさか自転車保険に加入してませんよね!?
車を買う時、新車と中古車どっちがお得でしょうか。
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