ビジネスシーンにおいて、本革のビジネスバッグを持っているとデキる人って感じがしますよね。
そんな憧れの本革のビジネスバッグですが、値段が高かったり雨に弱いといった不安で購入を躊躇っていませんか?
実は最近、値段が一般的な本革のビジネスバッグの半分程度でありつつ、さらに雨にも強いという商品を見付けて購入しました。
私は財布や名刺入れといった基本的なものに留まらず、クラッチバッグなんかも革製品にする程革好きです。
一方で、不要なものには一切お金をかけないコスパ重視の倹約家でもあります。
この記事では、そんな本革大好きなコスパ民が思わず唸ってしまった最強の本革ビジネスバッグを忖度無しで評価します。
結論として、HashTagのビジネスバッグは革製品が好きな人も革製品デビューの人もコスパ民の人も、みんなまとめてお勧めできる逸品でした。
HashTag(ハッシュタグ)ってどんな会社?
モンゴルレザーを用いた高品質な革製品をお手頃価格で販売している会社だよ!
HashTagとは2015年に東京で誕生したまだまだ歴史の浅い会社です。
HashTagを有名にしたのは何と言っても以前行ったクラウドファンディングの大成功でしょう。
何と応募金額に対して561%の達成率となりました。
つまり、当初目標の6倍弱の支持を得たということです。
私もこのクラウドファンディングで存在を知りました!
理念として「モンゴルに産業を創り社会問題を解決する」を掲げているのも特徴です。
素材は現地モンゴルのモンゴルレザーを使用し、加工も現地で行うことで圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。
詳細はHashTagのHPも確認してみてください。
HashTag(ハッシュタグ)の忖度無しの評価
とにかく圧倒的なコストパフォーマンス!
HashTagを購入してみて良かった点や気になる点を忖度抜きでレビューします。
結論として、おすすめできる点と不満点は次の通りです。
順番に解説していきます。
HashTagのいいところ6選
まずはいいところをご紹介します。
まずは私がHashTagを選びおすすめできるポイントを6つご紹介します。
圧倒的なコストパフォーマンス
手に持った瞬間に、これが24,800円!?と驚かずにはいられませんでした。
第一印象はまず驚愕の一言!
私もそれなりに革製品を所持していますが、間違いなく通常なら倍以上の金額を請求されるでしょう。
また、実際高額な革製品の場合多くはブランド料がさらに追加されています。
例えば、私が好んで買っている土屋鞄製造所では急成長の主な理由の1つに自社のブランディングに力を入れたからと公言しています。
当然このブランディング力を強化するにはさらに販売費がかかり、結果としてバッグの販売価格に反映されてしまいます。
要は品物自体の価値は変わっていないのに、ただ商品価格が上がることを意味しています。
高い物=いい物と錯覚するウェブレン効果に惑わされず、しっかりいい物を見極めたいですね。
高価な物が必ずしもいい物であるとは限らないのね…。
そんな中、HashTagでは間に余計な費用がかからないようにすることで、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。
安かろう悪かろうではなく、「高品質な革製品をお手頃価格で」をまさに体現していると言えます。
合皮の鞄でも軽く1万円程度はしますが、合皮はその性質上長持ちしません。
現在合皮の鞄を買い替えていますが、平均1年半~3年以内に買い替えています。
HashTagの鞄は24,800円なので、年換算すると合皮の鞄を買うよりも安価に買うことができる計算になります。
見た目がシンプルで余計な装飾がない
購入を決めた理由の1つはこのシンプルさです。
余計なロゴとか装飾はいらない!
余計なタグも金具も一切ない、シンプルなデザインと機能美。
革製品を選ぶ理由は何ですか?と聞かれたら、長く使うからという回答が間違いなくあります。
今から10年後もそのデザインの鞄を使うの?
私はもうアラフォーと呼ばれる年齢です。
長く使うとなった時には50代となる可能性もあります。
そんな年齢になっても恥ずかしくなく使えるものを…と考えた場合、必然的に流行や若々しいデザインを一切排除したシンプルなデザインにいきつきます。
あくまで私見ですが、年相応の身なりを心掛けないと非常にイタイ人に映ります。
15.6インチのPCも余裕の圧倒的な収納力
余計な仕切りがないせいなのか、今まで使っていたどの鞄より収納力がありました!
ビジネスバッグなので、やはり収納力は多いに越したことはありません。
しかも、これだけ入れても重さは従来より感じません。
素材は丈夫なモンゴルレザー
モンゴルレザー?
革製品はやっぱりイタリアンレザーじゃなきゃ。
そう思ったあなた!
ちょっと待ってください!
モンゴルレザーは人気がなくて有名じゃないのではなく、モンゴルにはモンゴル産の皮を鞣す技術を持った人材やデザイン力のある人材がいなかっただけです。
イタリアンレザーって、イタリアの動物からとれた皮を使っていると思っていたけど違うのね!
実際、イタリアンレザーとしてモンゴル産の皮は数多く販売されています。
実は有名なドイツの某高級車のシートとして採用される程素材としては優秀です。
自動車に使われるレザーはもっとも過酷な条件下で使われるレザーの1つです。
夏の炎天下では表面温度は80度以上にもなりますし、雨が降っていれば濡れることもあるでしょう。人が乗下車するたびに衣類との摩擦がおこり、鞄等についている金具に引っ掛かれたりもします。
そんな耐久性が求められる自動車のシートに採用されるモンゴル産のレザーは、間違いなくトップクラスの耐久性をもったレザーと言えます。
モンゴルは寒暖差が激しく、世界でも厳しい環境の中の1つに数えられます。
その中を精一杯生きた動物の皮を材料としている訳なので、素材が丈夫なことも頷けます。
合皮は安いけど加水分解しないので耐久性が悪いんですよね…。
合皮は安い分劣化が激しく長期間の使用には耐えられませんが、モンゴルレザーを用いたHashTagは耐久力があると言えます。
革のエイジング(経年変化)が少ない
私は革のエイジング(経年変化)があまり好きではありません。
革=エイジングとか、革好き=エイジング好きっていう先入観はやめて…。
革好きにも色々いますが、黒ずんだ革の色が好きじゃない人はHashTagの商品はおすすめです。
クローム鞣しという手法を用いているので、エイジングしにくい仕上がりとなっています。
どんな違いがあるの??
私はタンニン鞣しの革製品を好んで買っていますが、経年変化による黒ずみが好きではないため焦げ茶などの目立たない色を購入しています。
逆に言えば、経年変化による色の変化(黒ずんだりする変化)が好きな方はこのクローム鞣しはおすすめ出来ません。
どちらの方が優れているかではなく好みの問題です♪
本革だけど水にも強い
革好きの私が鞄だけは革にしていなかった理由がコレです。
本革は雨に弱いというイメージがあると思います。
私は日頃からタンニン鞣しの革製品を好んで使用していることもあり、このイメージを強くもっていました。
ビジネスシーンで使う鞄は、もちろん雨が降ろうが雪が降ろうが持ち歩かなければなりません。
そんな時、雨に弱い革製品は私の中では常に候補から外れていました。
一方、HashTagが用いているクローム鞣しという手法を用いた革製品は雨に比較的強いです。
もちろんナイロン製の鞄や合皮と比べれば水に強いとは言えません。
ただ、ビジネスシーンにおいてナイロン製の鞄と本革の鞄、どちらが相手に安心感や信頼感を与えるかと考えた場合の答えは簡単です。
クローム鞣しの革製品を今回初めて購入してみましたが、鞣し方の違いを使用用途別に使い分けることは大事だと気付かされました。
とはいえ、本革である以上濡れたままにしてれば色移りはします!
しっかり基礎知識をもって対処しましょう!
HashTagの不満なところ3選
次に不満なところや気になって対処した点をご紹介!
私がHashTagを選んだ結果、不満な点や追加購入して対策した点を3つご紹介します。
鞄の底に鋲がついてない
購入を躊躇っていた理由の2位がこれ!
私がHashTagの鞄購入を躊躇った理由の2位がこの鋲がないことでした。
※1位は本革は雨に弱いという点。
ビジネスシーンでは絶対に鞄を床に置く機会があります。
バッグは「自分の腰掛ける椅子の横の床に立てて置く」のがマナー。
隣の椅子に置いたり背もたれとの間に置くのはマナー違反です。
また、荷物を取り出しやすいからと机の上に置くのは言語道断です。
そんな中、底鋲がないHashTagの鞄では直接底が床に付いてしまうため抵抗感が強くありました。
かと言って、先方へ「この鞄メッチャ大切で気に入ってて、汚したくないので机の上に乗せていいですか?」なんて言える訳もありません。
あなたが鞄を大切にしているかどうかは相手にとってどうでもいい問題だからです。
ビジネスマナーはしっかり覚えよう!
そのため、私はクリッパという小物を購入することで鋲がないという不満を解消しました。
もちろんビジネスマナー上、これを使って机や椅子の背もたれにかけることはマナー違反です。
ただ、事務所であれば掃除もしているでしょうし、そこまで汚れてはいないだろうと我慢することにしました。
クリッパが活躍するのは主に飲食店です。
昼食を食べる時や喫茶店で打ち合わせをする時等店内の床に直接置くのはためらわれます。
ラーメン屋さんとか絶対床に置きたくないもんね!
そんな時にクリッパでひょいって引っ掛ければOK♪
100%不満を解消した訳ではありませんが、ある程度不満を軽減することができました。
また、珍しいアイテムなので打ち合わせ時のアイスブレイクの役割も担ってくれています。
仕切りがないためバッグ内が散乱する
メリットでもあり、デメリットでもあります。
購入する前や、購入した当初は仕切りがないシンプルデザインを非常に気に入っていました。
ところがしばらく使っていると、鞄の中に入れたものが鞄内で散乱していることに気付きました。
例えば、突然お客様と会うことになったりした場合に備えて持ち歩いている身支度セットです。
こちらについてはクラッチバッグやポーチをバッグinバッグにすることで仕切り代わりに使うことにしました。
実際やってみると、身支度を整えるために化粧室へ行く際もクラッチバッグやポーチごと持っていけばいいので実用性は増したように思います。
私はクラッチバッグやポーチを日々使い分けて気分転換をしています。
色の種類が少ない
本当は焦げ茶やチョコのような色がよかった…
価格を抑えるためなのか詳細は分かりませんが、色はビジネスバッグの場合黒とネイビーの2色しか販売されていませんでした。
一番人気のあるトートバッグでも黒とネイビーとブラウンの3色でした。
これは他の不満点と違いアイテムや工夫で解消されなかった大きなマイナスでした。
もう少し年月を重ね、職人さんたちの習熟度が上がってきた時にもう少しカラーバリエーションが増えてくれたらいいなぁと期待しています。
ただ、HashTagの一番気に入っている点はシンプルさなので赤や緑や黄色など個性的な色合いは出さないで欲しいと強く懸念しています。
ちょっと人気出るとね…。
どこもやっちゃうんだよね…。
まとめ
HashTagのビジネスバッグは、コスパを重視する倹約家であり、本革愛好家である私もおすすめできるものでした。
ビジネスマンは価格的にもこれ一択でもいいんじゃない?
なぜおすすめするのか、理由はこちらです。
HashTagは「モンゴルに産業を創り社会問題を解決する」を経営理念としています。
つまり、今後はモンゴルの発展とともに人件費が高騰し販売価格に反映されるでしょう。
買うなら今がチャンス!
一方、不満点があるもの事実です。
不満はアイテムを使って軽減させることができました!
クリッパを使うことで床に直接鞄を置く機会を減らすことができます。
色の種類はどうにもなりませんでしたが、黒やネイビーで問題ない人であれば不満にはなりません。
私は焦げ茶やチョコが発売されたら買おうと思っています。
品物自体は非常に気に入っているので、後はカラーバリエーションを気長に待つことにします。
HashTagではビジネスバッグの他、トートバッグやマルチケース、名刺入れやキーケースも安価に販売されています。
もし革製品のおすすめ小物を…と考えているのであれば、HashTagの商品は購入対象として最有力候補です。
HashTagの商品が今後値上がりしてしまう前に、迷っている位なら購入してしまいましょう♪
このレビューがあなたの快適な本革ライフの参考になれば幸いです。
子育て世代は両手をあけていないと子どもが突然いなくなったりで大変!
そんな時はパパッと仕舞えてお洒落なレザーサコッシュが大活躍♪
他にも私がおすすめする革製品はこちらです♪
いくらかっこいい革製品を使っていても、スーツがよれよれでは台無しです!
ビジネスでモバイルモニター使ってますか?デュアルモニターにすると作業効率爆上がりです!
ノマドワーカーこそモバイルモニターを使って欲しい!
お手元のiPadやタブレットを無料でタッチパネル対応のデュアルモニターへ変身させてみませんか?
コメント