任天堂Switchをプレイしている時、キャラが突然勝手に動き出して困っていませんか?
新しく買おうにも中々の高額で二の足を踏んでいませんか?
実は、このドリフト現象と呼ばれる故障は簡単に直せます。
故障の状況によりますが、数秒で直せることも。
この記事では、実際リサイクルショップで売られていたジャンク品のJoy-Conを修理した方法を金額別にご紹介します。
この記事を読むと、現在品薄で高額になっているニンテンドースイッチのコントローラーを買ったり修理に出したりしなくても済みます。
結論は、Joy-Conのドリフト現象は簡単に直せちゃうので買い替える前に自分で修理しましょうということです。
勝手に動くドリフト現象の原因
原因が分かれば直し方も分かるってもの!
ジョイコンの故障は、ほとんどがアナログスティックが原因です。
この『アナログスティックが誤作動を起こす=勝手に動く』ことを、ドリフト現象と呼びます。
要はアナログスティック周辺、もしくはその内部にあるプラスチック粉を除去してしまえば直る可能性があります。
また、そもそもコントローラーの初期設定をし直すだけで直ることもあります。
Joy-Conの不具合は海外では集団訴訟になっている程、一般的に見られる症状です。
つまり、長い付き合いになると覚悟した上で対応した方が結果的にお得になります。
以上を前提に、簡単に出来る順番(金額順)にご紹介します。
勝手に動くJoy-Conの症状確認
状態を確認したら、左右共にドリフト現象が確認されました!
まずは今回購入した某リサイクルショップで手に入れたJoy-Con。
左右で1,280円で売られていました。
直ったらリングフィット専用コントローラーにします!
無料:Joy-Conの再設定をする
これで直るのが一番簡単!
まずはコントローラーが最新の状態か確認します。
- Switchトップ画面にある歯車のような形をしている「設定」を選択
- 「設定」の中にある「コントローラーとセンサー」を選択
- 「コントローラーの更新」を選択
コントローラーが最新の状態じゃなかった場合、この作業でアップデートされるよ♪
最新の状態にした後、スティックの補正作業に入ります。
この状態にしてから、画面の指示にしたがって動かすと直ることがあります。
…残念ながら、今回はさすがにこれでは直りませんでした。
無料:Joy-conにデコピンする
いや、本気です!
アナログスティックに対して上下左右を順番に軽くデコピンしていきます。
干渉しているプラスチック粉に衝撃を与えることで飛ばし、接続状況を回復します。
気持ち直ったような感じはあったものの、やはり完治には至りません。
100円:エアダスターで吹き飛ばす
息で「ふ~っ」は厳禁!!
ファミコン世代は誰しも一度はやったことがある「カセットフ~フ~」は絶対にやらないでください。
差込型の精密機器の場合、差してもうまく起動しない時に端子(金属がピカピカしている部分)へ「ふ~」とやりがちです。
Switchのソフトもこの差込型(カセットタイプ)だよ!
実は、無意識にやりがちなこの行為は非常にリスクが高いです。
端子に向かって息を吹きかける行為は、以下のメリットがあります。
・端子に付着しているホコリを飛ばす
・息に含まれる水分が一時的に伝導効率を高める
一方、息に含まれる水分がサビの原因となってしまうため、長期的にみるとデメリットになる行為になります。
漫画で水に濡れた状態で電気攻撃を受けると感電するシーンがあるでしょ?
メリットはそれのイメージだよ♪
端子に付着しているホコリを飛ばす行為自体はとても有用です。
写真のようにエアダスターを使って吹き飛ばしてみましょう。
エアダスターはダイソー等の100均にも売ってますし、カメラクリーニングで使うブロアーでも大丈夫です。
ドリフト初期の状態なら、かなりの確率でこの作業によって解消されます!
…今回はデコピンの時とあまり状況は変わりませんでした。
1,200円:リペアキットを使う
個人的にはこれが一番お勧め!
必須道具はY字型のドライバーとセンサーパーツ(互換品)です。
Joy-Conのネジは特殊な形をしていて、基本的に家庭にあるドライバーでは外せません。
他にも必要なものはありますが、ぶっちゃけ無くても何とかなります。
ただ、いずれにせよセンサー自体を購入する必要があるので、修理が初めての人はセットになっているものを買った方が結果的に安価になります。
一度セットを買ってしまえば、今後ドリフト現象が確認された時センサーパーツだけ購入すれば済みます。
ネットが不安という方は、ドンキにも売ってます。
値段は1,480円(税抜)でした!
Joy-Conの不具合は構造上の問題なので一般的に起こる症状です。
つまり、任天堂に修理を出してもそう遠くないうちにまた同じ症状になります。
要はイタチごっこになるってことね。
長いお付き合いになるドリフト現象なので、部品代だけで済むよう最初から修理キットを買うことをおすすめします。
それでは直し方の手順を説明するよ。
簡単だから是非チャレンジしてみてね!
この後、交換するセンサーパーツをはめたら逆の手順で元に戻せば終わりです。
意外と簡単そう♪
交換が終わったらSwitchの「設定」からスティックの補正をして初期設定を完了させましょう。
右は若干形が違うけど、やり方は一緒だから焦らずにチャレンジしてみよう♪
番外編:接点復活剤は使うな
実際試してみたけど、意味ないです!
Joy-Conが壊れた!修理!でネット検索すると散見される接点復活剤。
こちらについては、無意味なのでやめましょう。
ネットで紹介されているものは、接点復活剤をアナログスティックの根本に散布してグリグリやるものでした。
そもそも接点復活剤の特性上、直接電子部分に使用して初めて効果が得られるものです。
念のために私もやってみましたが、この手法では接点復活剤が電子部分に到達することはありません。
実際散布してグリグリして放置した後分解してみたよ!
アナログスティック下部が若干湿った位だったから無意味!
逆に言えば、直接電子部分に使用出来るなら効果はあるってこと!
確かに直ったという情報もあるようですが、それは接点復活剤本来の効果ではないです。
恐らくデコピンと同じように、衝撃による影響で解消されたのではないでしょうか?
一方、接点復活剤を使用した場合その成分の強さによってはゴムやプラスチックの部分を溶かしてしまうリスクがあります。
使用に慣れていないのであれば使うのを避けましょう。
正規修理に出した場合の費用
コントローラーは消耗品だと分かっているけど…
Joy-Conを任天堂で正規に修理をすると1つ2,200円かかります。
左右で出した場合は2つになるので、4,400円となる点に注意です。
なお、送料が依頼者負担になる点も注意が必要です。
つまり実際の修理代+送料がかかることになります。
それだと新品買うのとあんま変わらなくない…?
修理は当然壊れたところだけを直します。
経年劣化に伴うバッテリーの消耗等も考えると、壊れたところだけを直す修理に5,000~6,000円程度支払うというのは経済的ではないです。
自分でJoy-Conを開けてしまうと保証対象外となってしまいますが、経年劣化相当の他部品もいずれ故障すると考えた場合自分で修理した方がお得だと思います。
コントローラーを複数所持するのもアリ
大前提としてコントローラーは消耗品です!
衣服がイメージしやすいですが、気に入った服ばかりを着ていれば当然痛むのは早い。
コントローラーも同じで、同じ物だけを使用していれば摩耗するスピードは当然速くなります。
コントローラーを複数所有して使い回すことで1つ1つの寿命を延ばすことができます。
私が購入したのは販売終了しており、よりパワーアップしていました。
グリップ部分がより純正コントローラー(Joy-Con)に近くなったものも発売されました。
修理に出すお金で、新品のコントローラーが買えちゃうので一考の余地アリです!
複数のコントローラーを使い回すことで、結果的に2つとも寿命が延びるという訳です。
まとめ
結構簡単にできちゃうよ♪
Joy-Conが勝手に動く原因はそもそもの構造的なものです。
つまり、直しても直しても再発する可能性が非常に高いということです。
コロナ禍の影響もあり、家でのゲーム時間は必然的に従来より増えています。
今までよりゲーム時間が増えたということは、より壊れやすくなっているということ。
故障とは長い付き合いになるってことね…
壊れる都度修理していたら、費用も掛かりますし第一修理期間中にゲームができません。
Joy-Conの修理は結構簡単にできちゃうので、自分でやっちゃいましょう♪
一番のおすすめはリペアキットでセンサーパーツを交換することです。
一回リペアキットを購入してしまえば、その後再発してもセンサーパーツだけを購入するだけで修理ができるからです。
修理に出すと左右で5,000~6,000円になるので、自分で直すことがどれだけお得か分かります。
- 某リサイクルショップでジャンク品1,280円で購入。
- 1,100円のリペアキットで修理。
- 今回、合計2,380円で左右セットのJoy-Conをゲット。
修理に出すと1つ2,200円+送料!
センサーパーツだけなら数百円だよ♪
また、1つの物を集中して使うと寿命が縮まります。
衣服で気に入ったものばかりを着ていると、うまく着回している衣服以上に痛みが早くなるのと状況は一緒です。
コントローラーを用途に合わせて複数使うことで、結果的に1つ当たりの寿命を延ばすことが可能になります。
私はHORIのコントローラーを実際購入して使い回していますが、Joy-ConもHORIグリップコントローラーもドリフト現象がおきていません。
個体差もあるのかもしれませんが、負荷が必要以上にかかっていないからだと考えています。
HORIは任天堂ライセンスを取得している有名なメーカーです。
任天堂ライセンスを取得しているため、任天堂Switchとの適合性は保証されています。
安価な商品はほぼ確実に任天堂ライセンスを取得していないためSwitchのアップデートとともに使用ができなくなる可能性があります。
純正より安く、中華製よりは高いって感じ。
壊れがちなJoy-Conを自分で直せるようになって、末永く楽しいゲームライフを送りましょう♪
家族団らんには太鼓の達人もおすすめです♪
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子どもと一緒に運動した後は、一緒に勉強してみるのもいいですよ♪
スマートホーム化して自由な時間を作りましょう♪
家族とゲームをする時間がどんどん生まれてきます!
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