ゴルフを始めてしばらくたつのに中々スコアが100を切らないと悩んでいませんか？
もしかしたら練習の優先順位を間違えているからかもしれません。
スコアを100切らない人の多くは、コースで最大14回しか使わないドライバーやあまり使う機会のないウッドの練習をします。
実はそれ、100切りを目指すうえで遠回りです。
なぜなら私がそうだったからです！
私は飛距離こそスコアUPの近道と考えて練習し、ドライバーで280ヤード程度飛びます。
５Wで230ヤード、７番アイアンでも170ヤードと一般的な人よりは飛距離は出る方だと思います。
でも中々100を切れませんでした。
なぜならスコアで100を切れない理由は飛距離じゃなくパターだという事実を知らなかったからです。
この記事ではパターの重要性とその練習方法についてご紹介します。
私はパターの精度を上げた結果100切りをすることができ、実際それは数字でハッキリ表れています。
自分のスコアで一番使っているクラブが何か見てみれば一目瞭然だよ！
この記事を読むと、パターの重要さを理解することができ、あなたも100切りプレイヤーの仲間入りです！
パターが重要だと言える２つの事実
歴代の名プレーヤーたちもパターの重要性を説いてます
「ゴルフは、ボールをカップに入れるゲームである。
あなたの14本のクラブの中で、ボールをカップに入れるのは、
パターだけであるのに、なぜパターの練習はおろそかにされるのだろうか」
かの有名なジャック・バーク選手の名言です。
ジャック・バーク選手がこう断言するほどパター練習は大事なのです。
また、ウオルター・へーゲン選手もこう言っています。
「３打でのせて１パットでも、パーはパー」
以前、PAR４のホールで２オン４パットを叩いた私にとって耳が痛過ぎる名言です…。
パターは一番使うクラブ
まずはこの現実を知る！
ゴルフを始めた人なら絶対に知っている事実。
それはパターを使わないホールはないということ。
ショートコースなどドライバーを使わないホールはあります。
アマチュアでは３Wなんてほとんど使う機会はありません
ですがパターを使わないホールは存在しません。
そしてドライバーの１打もアイアンの１打もパターの１打も１打は１打。
全て同じ１打です。
「１ホールで１打使うかどうか」のクラブと「毎ホール必ず使う」クラブとどちらが重要か。
おのずと答えは出るはずです。
１番打数を減らせるクラブがパター
恐らく多くのプレーヤーはパターの打数を別に記録していると思います。
パターで何打叩いてますか？
改めてパターの目標打数を意識するとパターの重要性が分かります。
パターは全ホール使用するので最低でも18パット。
全てを１パットはさすがにあり得ないので２パットで計算して36。
それも中々難しいのでたまに３パットする前提で45前後と仮定します。
100切りを目標とした場合、その目標の半分がパターで占めます。
仮に全ホール３パットしたら54打になります。
そうなると100切りはかなり厳しいと言わざるを得ません。
一番使うクラブを一番練習するのは当たり前じゃない？
私の場合は３パットが多かったということもあり、パター練習を真剣にしたらいきなり10以上もスコアが縮まりました。
極端な例ですが、18ホールを１打ずつパターの打数が減れば18打縮まります。
パターは反復練習が重要
一番狙ったところへボールを置くクラブです
パターは14本あるクラブの中で一番狙ったところへボールを運ぶクラブです。
ゴルフはピン(旗竿)に近付けば近付くほど狙ったところへボールを置く技術を求められます。
ドライバーよりアイアン、アイアンよりウェッジ、そしてその究極がパターです。
その練習として自宅で手軽にできるパターマットがおすすめです。
一方、本物の芝とは転がり方が違うこと、パッティングで重要なのはラインを読むことだとパターマットを使った練習は無意味という人もいます。
でも本当にそうなのでしょうか？
ラインがいくら完璧に読めても、狙ったとおりに打てなければ意味ないですよね？
しかも、何度もコースに出てラインを読む練習をするにはお金もかかります。
なので、まずはお金をかけずに狙った場所へ正しく打つ練習をしておきましょう。
パター練習の目的３選
練習は当然目的をもって行う必要があります。
自宅で行うパター練習ではタッチの向上、距離感と方向性の３つを意識しましょう。
- 自宅のパター練習ではタッチ、距離感、方向性を意識することが重要
いくら自分が読んだラインが正しくても、そのラインに乗せられなくては意味がありません。
ミスを減らし、スコアを安定させるためにもこの３つは重要です。
パッティングのタッチ
パッティングにおけるタッチが良いとはフェースの芯でボールを捉えられているということ。
他のクラブでいうナイスショットのことです。
距離感と混同している人もいますが、実は全く別のものを差しています。
練習をする時には常にフェースの芯でボールを捉えることを意識しましょう。
パッティングの距離感
３パットをする人の多くはパッティングで短すぎたりオーバーしたりが多いです。
確実に入れたい１ｍのパットにせよ、２パットを狙ってのロングパットにせよ、距離感は非常に重要です。
パッティングの方向性
ドライバーやウッドではセンチ単位の正確な方向性は求められません。
一方、パターは違います。
わずか4.25インチ程度の穴へ正確にボールを運ばなければなりません。
本番ではさらに芝のラインまで読まなくてはいけないのですから大変です。
読んだラインへ乗せるためにも、狙った方向へ打てる技術は重要です。
パターの練習項目４選
パターを練習する目的がわかったところで、具体的にすべき練習項目を４つご紹介します。
- 構え(アドレス)
- 距離感
- 方向性
- 打ち方(ストローク)
基本的にやることは他のクラブと同じです。
大きな違いは他のクラブ以上に正確性を意識しながら練習する必要があります。
構え方の練習
他クラブ同様パターも構えは常に一定でなければなりません。
グリップには色々な握り方がありますが、自分が一番握りやすいもので大丈夫です。
一番オーソドックスな構えは自分の左目がボールの真上にくるようにすることです。
確認方法としては、構えた時左目の前にボールを合わせ、そのまま落としてみてください。
床に置いてあるボールの真上に当たれば正しい構えです。
構えが安定するとタッチも安定します。
距離感の合わせ方
パターの距離感はヘッドの振り幅で合わせます。
力の強弱や感覚で距離感を合わせるのは非常に難易度が高く難しいです。
この振り幅だとどれ位ボールが進むのか、これ位だとどうか。
この振り幅とボールの距離を確認します。
パターマットと実際の芝とでは確かにボールの進み具合は違います。
ですがコースに出てパター練習をする際、改めて振り幅で距離感を合わせる練習をすれば微調整程度で対応できます。
方向性の確認
パターは他のクラブのようにドローやフェードといった打ち方を意識する必要はありません。
ほぼ100％当たった時のフェースの向きにボールが打ち出されます。
練習では狙ったところへいかに真っ直ぐ打ち出せているかを確認します。
パターマットと実際の芝とでは確かにボールの進み具合は違います。
ですがそもそも狙った場所に打ち出せなくては話になりません。
打ち方の練習
パッティングの打ち方は、とにかく手首を動かさないように意識しましょう。
パッティングはとにかく再現性が重要です。
手首が動いてしまうと、フェース面の向きが変わったり力の加減が変化したりします。
両肩、両肘、グリップを線で結んだ５角形を崩さず、振り子のように打ち出すのが基本的な打ち方です。
初心者におすすめパターマット
最初は安いやつで十分ですよ！
パターはとにかく再現性が大事。
そのためには繰り返し反復練習をして体に覚えさせるしかありません。
その練習にパターマットは有効な手段ですが、実際パターマットとグリーンではやはりボールの動きが違います。
パターマットは構えや打ち出し時のボールの方向を確認するためと割り切りましょう。
割り切ってしまえば、安いもので全然大丈夫です。
どんなに高価なパターマットであったとしても、グリーンを再現することはできません。
パターマットで練習する目的を限定して、節約しながら効率的に練習しましょう。
特にゴルフは、初心者の頃は必要な道具を買い揃えるのにお金がかかります。
また、少し慣れてくると今度は自分にあった道具を揃えたくなってくるものです。
抑えるべき費用は抑えておくに越したことはありません。
私も最近パターを買い替えました！
パターは他のクラブと違って、最新のものが優れているとは限りません。
パターは信頼できる一本を長く使った方が熟練度が上がると思い、私も少しいいパターを買い直しました。
スコッティキャメロンはやっぱり凄いです♪
パター練習を継続させるコツ１選
パター練習は非常に単調で、正直すぐ飽きてしまいます。
そんなパター練習を継続させるコツはパターマットを片付けないことです。
正直片付けて欲しい！！
ただでさ飽きやすいパター練習なのに、都度都度出したり片付けたりをしていてはより一層面倒臭い気持ちが先行してしまいます。
実はこの方法、ダイエットとか継続が必要なものは全部同じです。
例えばランニングをすると決めた場合、ランニングシューズを都度都度出したりするのではなく玄関に出しっ放しにしていた方が継続しやすくなります。
私はこの方法でリングフィットを使って20キロ近いダイエットを成功させました。
継続のコツはやり始める時に面倒臭いと感じる行為を極力排除することです。
また、パターはどうしても単調になりがちなためゲーム性を持たせた方が楽しめます。
〇分やるという練習法ではなく、連続〇回達成とすると実際のパターで感じるプレッシャー練習にもなり一石二鳥です。
最初は連続５回、安定して達成できるようになったら次は10回…と徐々に連続回数を増やします。
連続30回とかまでいくと、最後の１回とか結構本番に近い緊張感を得られます。
まとめ
ゴルフで100を切るためにパター練習は必要不可欠です。
理由はシンプルで一番多く使うクラブだから。
パターは全ホール使用するので最低でも18パット。
全てを１パットはさすがにあり得ないので２パットで計算して36。
それも中々難しいのでたまに３パットする前提で45前後と仮定します。
100切りを目標とした場合、その目標の半分がパターで占めます。
かの有名なジャック・バーク選手も次のような名言を残しています。
「ゴルフは、ボールをカップに入れるゲームである。
あなたの14本のクラブの中で、ボールをカップに入れるのは、
パターだけであるのに、なぜパターの練習はおろそかにされるのだろうか」
パターはラインを読んだりグリーンでなければ練習できないことは数多くあります。
そのため、パターマットを使った練習は無意味だという意見も目にします。
でも本当にそうなのでしょうか？
いくらラインが読めても、その狙った場所にボールを打ち出せなければ意味がありません。
まずは狙ったとおりにボールを打てるようになっていることが大前提です。
お金が無限にあればラウンド数をこなして経験を積むこともできるでしょう。
ですが、私も含め多くの人はお金や時間の関係でそれほど多くコースに出ることはできません。
そういった観点からもストロークの再現性を高めるためのパターマットによる反復練習は効果的です。
- 自宅のパター練習ではタッチ、距離感、方向性を意識することが重要
パターマットを使って期待できる効果は４つです。
- 構え(アドレス)
- 距離感
- 方向性
- 打ち方(ストローク)
一方で、やはり本番のグリーンとパターマットでは大きく違うという現実は否めません。
これはいくら高価なパターマットでもその事実は変わりません。
パターマットによる練習の目的を割り切ると、安価なものでもその役割を果たせることに気が付きます。
パター練習はとにかく継続し続けることが大切です。
継続のコツはやり始める時に面倒臭いと感じる行為を極力排除することです。
パターはどうしても単調になりがちなためゲーム性を持たせると楽しめます。
〇分やるという練習法ではなく、連続〇回達成とすると実際のパターで感じるプレッシャー練習にもなり一石二鳥です。
最初は連続５回、安定して達成できるようになったら次は10回…と徐々に連続回数を増やします。
連続30回とかまでいくと、最後の１回とか結構本番に近い緊張感を得られます。
「パターを制する者は世界を制す」
ウォルター・トラヴィス
トッププロたちも口を揃えてパターの重要性を説いています。
地味が故に敬遠しがちなパターですが、スコアの100切り達成目指してパター練習に励みましょう！
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